アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

七草の節句

2015-01-07 16:08:27 | Weblog
 まったく早いもので、明けましておめでとうと新年のあいさつを交わしてから一週間になります。7日は五節句の初めの人日(じんじつ)の節句です。節とは節目のことで年間の季節の節目ごとに上巳(じょうし、3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(ちょうよう、9月9日)の節句があります。すべて奇数の重なる月日ですが、1月だけは1月1日は別格として人の日の7日になったといわれます。人日の節句は七草の節句とも言われ、七種類の草を入れた粥を食べる習慣があります。現代では春の七草と称されるセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ(写真)を入れるのが普通ですが、ずっと昔はそうでもなかったみたいです。

 正月は休みで正月料理を食べてあまり動かないことが多く、弱った胃腸をいたわり青菜の不足するこの時期の栄養補給にもなるということで七草粥を食べるようになったそうです。我が家でも今朝は食べましたが、召し上がりましたか?近年はスーパーなどで七草をセットにした材料が売られているので、あまり苦労せずとも食べられますが、昔は野辺で摘んだのでしょうかね?今年はさらに便利になり、フリーズドライの七草セットがあったのでそちらを試してみましたが、味もまあまあで少人数向きでいいですね。また、雪の多い地方ではまだ七草の時期ではないので、他の材料を入れる習慣もあったようです。言わずもがなですが、七草はナナクサと読みシチグサと呼んではいけません。全く違ったものになります(そんなふうに読む人はいないか)。
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