アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

たわわに…ユスラウメの実

2024-05-20 15:02:22 | Weblog
 夜中に降っていた雨も上がり、雨雲も20日午前中には東海上に抜け、どんよりしていた東京の空も昼前から日が射してきました。東海から西はぐんぐん気温が上がってるようですが、関東の太平洋側は20~22度といったところで4月下旬並みの気温で幾分涼しくなってます。今日は二十四節気の小満(しょうまん)。陽気がよくなり、万物に生気が充満し、草木が茂って天地に満ち始める、という頃です。麦畑が色づき始め、穂が付き農家がほっと一安心の時期で「少し満足」することから「小満」になったという説もあるそう。山野の草木が実をつける頃でもあります。

 白子川の岸にある桑の木も葉の蔭に小さな実が付いていて、赤く熟しかけているのもあります。民家の庭ではユスラウメが枝いっぱいに生っています。ユスラウメはバラ科サクラ属の落葉低木の実で、サクランボのような小さな赤い実がたくさん生ります。4月に白いウメに似た花を咲かせ、花も枝いっぱいにつくので見ごたえがあります。何となく変わった名ですが、実を収穫するのに木をゆすって落とすところからこの名がつけられたのではないかと、あの牧野富太郎博士が言ったという説があるそうです。

 もちろん食べることが出来、そのままだとサクランボに似た味だそうで、果実酒にもなります。春に咲く花の花言葉は「郷愁」です。
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