ユキワリイチゲが咲きだした！

　バレンタインデーの14日も列島は高気圧に覆われ良い天気です。この日は「ふんどしの日」でもあるそうで、面白いね。昨日に続いて気温は上がっていて西日本では20度を超えたところもあり、東京も２時近くには都心で18.1度、練馬は19.2度まで上がり桜の咲くころの陽気になりました。それにしても昨夜の地震にはびっくりしましたねぇ。寝ようかと思っているところに、いきなりグラグラ。練馬区は震度3だそうですが、もっと大きな揺れだったような気がするけどね。文字通り「天災は忘れた頃にやってくる」ので気をつけましょう。

　さて、暖かい日曜日。昨日は腹の調子が悪く家にいましたが、ちょっと外の空気を吸いに牧野記念庭園を訪ねてみました。好天のせいか訪れる人も多く、目覚めつつある園内の草花に早春の息吹を楽しんでいました。数を増したフクジュソウの近くではユキワリイチゲの花がぽつぽつ咲き始めています。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、本州の西部から九州に分布し関東では自生していないようです。花は淡紫色で花びらは8枚から12枚ほどありますが、花びらに見えるのはがく片だそうです。葉が汚れているように見えるのが特徴かな。

　雪割は早秋の植物を意味し、一華（いちげ）は一つの茎に一輪の花を咲かせるという意味で、雪を割って花を咲かせるというのでこの名が付いたそう。スプリングエフェメラル（春の妖精）のひとつで、十分に陽が当たらないと開花しません。花言葉は「幸せになる」です。いいねぇ。