虹を見たかい

　１３日も３６度超えの猛暑日になった東京は、前日に続いてまた雷雨に見舞われました。練馬では夕方、雷鳴が聞こえたと思ったら晴れていた空が怪しげに変わり、雨が降り始めました。雷は少しずつ近づいているとみえ音が大きくなり、雨も大粒に変わり遠くがかすむほど激しく降りました。

　豪雨はそれほど長くはなく、雨が止むとまたうそのように晴れ間が戻り、東の空には大きな虹が。虹を見たのは久しぶりで、３０度を超えていた気温も５時ごろには２６度まで下がりました。

今日のカワセミくん

　今日からお盆の入りですが、身も溶けそうな暑さが続いています。コロナ騒ぎで例年のような道路の渋滞もなさそうですが、この暑さで移動も大変ですね。東京は今月に入って連日真夏日で、３５度以上の猛暑日も４日連続です。少なくともお盆明けまでは暑さが続きそうですから、体調管理に十分注意が必要ですね。

　例によって白子川に沿って歩いていると、トンボがスイスイ飛び交ってます。枝先に２匹のシオカラトンボが翅を休めていましたが、突然、バタバタと小鳥が舞い降りてきました。びっくりしたトンボは「ひえ～っ」と言ったかどうかはわかりませんが驚いて飛び去りました。トンボたちの小休止を邪魔したのはカワセミです。どうやら成鳥の一歩手前といった感じの幼鳥でした。

　都会の住宅街を流れる白子川ですが、一年中居ついているカルガモを除くと、一番よくみられるのがこのカワセミです。そのほかの野鳥も結構やってきますが、カワセミは見かけることが当たり前のような小鳥です。河川の水質悪化で、ひと頃は都市部からは姿を消したといわれたカワセミですが、水がきれいになって戻ってきて珍しい鳥でなくなったのはうれしいことです。