清水山のカタクリ開花！

　春の彼岸の入りになる18日、久々に日本列島は北日本から東日本にかけて晴れの良い天気になりました。東京も最高気温は都心で14度を超え、練馬では15度超とこの時期らしい日射したっぷりの好天に恵まれ、サクラの蕾も一段と大きくなっています。23区で最大のカタクリの群生地、練馬区大泉町の清水山の森では春の妖精カタクリが開花し始めています。12日には一番花が咲いたそうで、区では15日から自生地を開放しています。22日頃が見頃になるということです。

　清水山のカタクリは、白子川流域の斜面林に群生し約10万本といわれる花が満開時には広い斜面を埋め尽くします。昭和49年にカタクリが自生しているとの情報が区に寄せられたことから、区では貴重な自然を長く保存しようと整備、市民に開放しました。その後平成29年に自生しやすいように整備、人工物を作らず自然を残した公園造りをして「清水山の森」として開花期間はガイドを常駐させ自生地を開放しています。今日、のぞいてみたところ、５，6株の開花が見られました。

　ガイドさんの話では、一番花は早かったけどその後寒い日があったり、雨が少なかったせいかちょっと遅れているそうです。カタクリは晴れて暖かくないと花が開きませんので、お天気の良い時にたずねてみてください。４月１５日まで開放されています。