民家の生垣にピラカンサの紅い実、黄色の実が鈴なりについています。夏には白い小さな花をびっしりと咲かせていましたが、紅と黄の実には目を見張ります。
<紅の実>
<黄色の実>
<紅色の実と黄色の実が隣り合っています>
“バラ科トキワサンザシ属(ピラカンサ属)の耐寒性常緑広葉中高木。原産地:中国、ヨ ーロッパ南部、西アジア。わが国へは明治時代の中頃に渡来。6月~8月頃に木全体が真 っ白に見えるほどたくさんの白い小さな五弁(花径:0.6cm)を咲かせる。花が終わっ た10月~1月に赤や橙、黄色の小さな実(果実径:2cm)が樹木全体を覆い尽くす。枝 には刺がある。樹高:30~500cm。 日本ではトキワサンザシ(南ヨーロッパ、アジア 西部原産で鮮やかな赤色の実を付ける)、タチバナモドキ(中国西南部原産で柿色の実 を付ける)、カザンデマリ(中国西部、ヒマラヤ地方原産で平たい球状の赤い実を付け る)の3種類が多く栽培されており、これらを総称してピラカンサと呼んでいる。”
(2012年1月18日 ☆きらきら星☆)