花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「(2015)9月の唱歌・童謡・名歌を歌う会」

2015年09月21日 12時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
8月の「唱歌・童謡・名歌を歌う会」を体調不良のために欠席しましたが、9月の例会には出席することができました。
9月には、童謡と唱歌・抒情歌17曲を歌いました。 夏もあっという間に過ぎ、秋の気配が漂っていますが、そんな風情にちなんだ歌が多く選曲されていました。「夏の思い出」、「赤とんぼ」、「虫の声」、「村祭り」、「秋の夜半」、「小さい秋みつけた」、「故郷の空」、「旅愁」などで、夏から秋への季節の移ろいを感じる良い歌ばかりです。 また、9月27日が中秋の名月でり、これにちなんだ「月」、「うさぎ」も久しぶりに歌いました。
「北上夜曲」は世話役をされている方(男性)が、「ここ数年間、氏名を伏してリクエストしていたが、やっと取り上げてもらい、とてもうれしい」、と話していました。
歌唱指導されている先生(女性)は、「世話役のA氏がこの歌を大好きだったとは全く知らなかった。A氏は、うっとりと思いに耽るような表情で歌っていたが、初恋の時のことなどを思い出しながら歌っていたのでしょうか。同じような表情の方が数名いた。氏名なしでもよいので、どんどんリクエストしてほしい」と笑いながら話していました。
「夕方のお母さん」という曲は私は全く始めてでしたが、よく知られた童謡だそうです。この歌の会では、歌詞の一番、二番、三番とも、「ごはんだよ」の後に、出席者の中からよく声の通る方を指名して「ごはんだよ~」と大声で歌ってもらい、「やっぱりおなじだ おなじだな」に続けましたが、なかなか良いアイデアで、盛り上がりました。


「夕方のお母さん」
 作詞:サトウ ハチロー
 作曲:中田喜直

(一)
カナカナぜみが 遠くで鳴いた
ひよこの母さん 裏木戸あけて
ひよこを呼んでる ごはんだよ
やっぱりおなじだ おなじだな

(ニ)
チラチラ波に 夕焼けゆれた
めだかの母さん 小石のかげで
はよはよおかえり ごはんだよ
やっぱりおなじだ おなじだな

(三)
サヤサヤ風が ささの葉なでた
こねこの母さん あちこち向いて
おいしいおととで ごはんだよ
やっぱりおなじだ おなじだな


1、夏の思い出(江間章子作詞、中田喜直作曲)-夏がくれば 思い出す
2、赤とんぼ(三木露風作詞、山田耕筰作曲)-夕やけ小やけの 赤とんぼ
3 虫のこえ(作詞・作曲者不詳)-あれ松虫が鳴いている
4、村祭(作詞・作曲者不詳)-村の鎮守の神様の
5 月(作詞・作曲者不詳)-でたでた月が まるい まるい まんまるい 
6、うさぎ(わらべうた)-うさぎ うさぎ なに見てはねる 
7、夕方のお母さん(サトウハチロー作詞、中田喜直作曲)-カナカナぜみが 遠くで鳴いた 
8、秋の夜半(佐々木信綱作詞・ウエーバー作曲)-秋の夜半の み空澄みて
9、小さい秋見つけた(サトウハチロー作詞・中田喜直作曲)-だれかさんが だれかさんが だれかさんが 見つけた
10、さくら貝の歌(土屋花情作詞、八洲秀章作曲)-うるわしき桜貝一つ 去りゆける 君に ささげん 
11、北上夜曲(菊地規作詞、安藤睦夫作曲)-においやさしい 白百合の 濡れているよな
12、竹田の子守歌(作詞・作曲者不詳)-守もいやがる 盆からさきにや
13、美しき天然(武島羽衣作詞、田中瑞穂作曲)-空にさえずる鳥の声 峰よりお落つる
14、故郷の空(大和田建樹作詞・スコットランド民謡)-夕空はれて 秋かぜふき 月かげ おちて 鈴虫なく
15、見上げてごらん夜の星を(永六輔作詞、いずみたく作曲)-見上げてごらん 夜の星を 
16、旅愁(犬童球渓作詞、オードウエイ民謡)-更けゆく秋の夜 旅の空の 
17、青い山脈(西条八十作詞、服部良一作曲)-若く明るい 歌声に  
(17曲)



(2015年9月21日 花熟里)
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