花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「暖かい日差しを被災地の人々に分けてあげたい」

2011年03月19日 14時12分12秒 | 日々のこと
午前中に散歩しましたが、とても暖かく汗をかいてしまいました。 この暖かさを震災の

被災地の人々に分けてあげたいと思いましたが、神ならぬ俗人には如何ともしがたいで

す。 自然の神様にご配慮いただきたいと願うばかりです。

神様といえば、日本に数多くある(巨大な)宗教団体が被災地の人々を支援するために活

動しているのでしょうか? 数十万人~数百万人という信者の強力な組織を持ち、(税制

上の優遇措置を受けて)巨額の資金を持っている宗教団体には、困っている人々に支援の

手を差し延べてもらいたいと思います。



昨夜〔18日〕の菅総理の記者会見は、巨大地震発生から1週間経過したことによる特別の

記者会見という意味合いを持っていましたが、正直、がっかりさせられました。 記者の

質問に対して、被災者支援への具体的な施策を述べることも無く、また、原子力発電事故

の現状認識や放射線漏れで退避している方の健康管理についても全く具体的な回答・説明

がなされませんでした。 


一国の指導者として、物流正常化のためにどういう方策を講じているのか、物資配布のた

めにどういうことを行いつつあるか、被災者の健康管理のためにどういう手立てを講じて

いるのか、等々被災者が少しでも安心できるような言葉を発するべきでした。 また、原

子力発電所で現在取られている対策にどういう評価をしているのか、退避者の放射線被曝

については、放射線量のレベルから見て健康上問題が無いのであれば、はっきりと無いと

具体的に説明して、不安を拭い去ってもらうことが必要な場面でしたが、いずれも全く出

来ませんでした。 東京工大・理学部物理学科卒業で原子力に詳しいと自負しているにも

関わらず、原子力についての無知をさらけ出していました。 


昨夜の記者会見をみても分かりますが、場面・場面でなすべきことが全く理解できていな

いようです。

総理側近の枝野官房長官がイエスマンのために、菅総理に、国民に向き合うように仕向け

ることができないものであり、枝野長官の責任は重大です。(菅総理が東電本店に乗り込

んで、東電社長を大声で叱責したことなどは、枝野長官が体を張って止めさせるべきでし

た。)



日本が震災で四苦八苦している中でも、世界は目まぐるしく動いていています。 こちら

への対応を怠れば、取り返しのつかないことになります。日本が国際社会で沈没すること

になりかねません。 したがって、昨日も書きましたが、菅総理と枝野官房長官は、激動

する国際政治や経済への対応をきちんとこなしていただき、此のたびの震災・原子力事故

対策は小沢副総理(菅総理からぜひ就任を要請したいただきたい)と仙谷官房副長官のラ

インで統括・対応していただくような体制をとることが重要と思います。 

小沢一郎氏は強制起訴を控えていますが、国家非常事態ですので、強制起訴の手続きを中

断、または、延期する措置をとることを望みます。



<散歩の途中で見かけた菜の花>






(2011年3月19日 ☆きらきら星☆)


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