フワフワした煙のようなものをつけている木を目にします。「スモークツリー(煙の木)」です。
″ウルシ科ハグマキノキ属の落葉広葉樹。別名;ケムリノキ(煙の木)、ハグマノキ(白熊の木)。
原産国:ヨーロッパ、ヒマラヤ、中国。 ヨーロッパからアジアにかけて分布。日本へは明治時代に渡来し、ユニークで印象的な花を咲かせることから、近年庭木として急速に普及している。樹高:3 m~4m。開花期:5月~8月頃。花色:ピンク、白、赤、黄など。
花期に枝先に円錐状の花序を出し、花径3~5㎜程度の小さな花を多数咲かせる。花は5枚の花弁あり。雌雄異株で、雌株では花後に花柄が長く伸びていき、不稔花の花柄には細かい糸状の毛が密生する。花後にスモーク状になるのは雌株で、雄株は花後に花柄は伸びず、スモーク状にはならない。“