花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「(村田)蓮舫さんはやはり台湾籍を残していた」

2016年09月14日 09時00分00秒 | ちょっと気になること
民進党の代表代行の蓮舫さんが台湾の国籍も有しているのではないかと連日ネット上で報じられ、最近になってマスメディアも取り上げるようになりました。ネット上で二重国籍疑念を指摘されてから1か月近くになって、やっと蓮舫さんが、台湾国籍を保有していると認めました。

日本においても国際結婚が珍しくない時代に入っています。リオデジャネイロ・オリンピックでも、400mリレー銀メダルのケンブリッジ飛鳥選手、柔道金メダルのベイカー 茉秋選手、などが大活躍したのはまだ目に焼き付いています。 野球、サッカーでもハーフの選手、帰化した選手が大活躍しています。 彼らの国籍がどうなっているかを気に留めている日本人が何人いたでしょうか。 私は全く気にしませんでした。 スポーツ選手などではやはりハーフの方が肉体的に優れているのかなと、なんとなく思っていました。

台湾に特別な親密感を抱いている日本人は多く、野球の王貞治氏、歌手のジュディ・オングさん、歌手の一青窈さん、女優の余貴美子さん、囲碁の林海峯さんなど台湾と縁のある多くの有名人が、日本国籍があるのか否か、台湾国籍がどうなっているのか、国籍のことを気にし、目くじらを立てる日本人は一人もいないと思います。 元総統の李登輝氏などは、日本人以上に日本人の心情を持った方であり、心から尊敬し、慕っている日本人が多いのです。もし、李登輝氏が日本の総理大臣になっていたとしても、違和感を覚えないほどです。
さて、卓球の福原愛選手が台湾の卓球選手と結婚していたことが報じられましたが、おそらく、ほとんどの日本人が愛ちゃんの幸せを祝福したものと思います。心情としては日本人と結婚してほしかったのですが、相手が台湾の方ですので、全く気になっりません。これが、中国の卓球選手が結婚の相手であれば、複雑な祝福になったとことでしょう。やはり、台湾は日本人にとり、特別な存在なのです。

蓮舫さんが芸能人であれば、台湾国籍を持っていることを公にし、武器にして活躍していたのではないでしょうか。 ハーフの方々は、国籍問題(自身のアイデンティティ)には、ことさら敏感になるのが当たり前と思います。 蓮舫さんが、父のルーツである中国本土に思いを寄せていたことも当然でしょうし、北京大学に留学したこと、長男に同じく北京大学に留学させたのも理解できます。 蓮舫さんは台湾国籍のことを忘れたことは一日としてなかったといってよいと思います。 
であるだけに、蓮舫さんは、政治家になるにあたって、台湾国籍のことは封印した疑いが濃厚です。

蓮舫さんは、参議院当選3回のもはやベテラン議員です。この間、菅内閣・野田内閣で国務大臣にも就任し、公務員制度改革や、事業仕分けなども担当しています。これまで、蓮舫さんの国籍を問題にした人がいたのでしょうか。多分、いなかったのではないでしょうか。日本人は、島国ということもあり国籍についてはあまりにも鈍感すぎました。

蓮舫さんが、民進党の代表選挙に立候補し、当選が有力視されています。 今後行われる衆議院選挙で、もし民進党が第一党になり、政権を担うことになれば、代表が総理大臣になります。蓮舫さんにその可能性があることになりますが、蓮舫さんは、台湾国籍は断腸の思いで放棄する手続きを台湾の日本代表部にしたそうですから、総理大臣が二重国籍者という悪夢はなくなりますので、一安心です。
蓮舫さんは、「日本人として業務を進めてきた。現在進めている台湾籍を抜く手続きが完了すれば「すべてこの問題は終わり」との認識だそうですが、台湾籍のことは隠して参議院選挙で3回も当選を重ねたこと、菅内閣・野田内閣時代の国務大臣が台湾との二重国籍者だったという事実は厳然として残ります。国民を騙していたことになります、もし、蓮舫さんが、外務大臣や防衛大臣という、安全保障と密接に関係する大臣だったらどうでしょうか。
民進党の岡田代表は、「民進党は多様性を尊重している。蓮舫さんは女性、多様性の象徴でもある。党の代表として、ふさわしいと思っている」と述べています。岡田代表の危機意識のなさに驚きます。 親日の台湾との二重国籍だから大騒ぎになっていないのであり、防衛大臣や外務大臣などが反日の中国、韓国、北朝鮮との二重国籍者であることが発覚した場合には、大問題になること必至です。 岡田さんは、その時でも多様性の象徴として歓迎するのでしょうか。

ともあれ、蓮舫さん、民進党は、所属議員および大臣が二重国籍者であった事実をどのように処理するのでしょうか、議員辞職するのが当然だと思います。

以上





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