16世紀初頭に能登の守護代畠山家によって建立された。本堂は天文二年(1533年)のものである。
それほど歴史を持った寺でありながら、方丈庭園は昭和50年からの解体修理の際に資料を元にして復元されたものだそうだ。しかし、庭からは深い意味が投げかけられ、それを素直に受け止めることができる。
善寺の作庭技法は現代にも生きており、おそらく必要さえあれば直ぐにでも新しい石庭を作ることができるということなのだ。
曇り空ではあるが、雨のあとのしっとりとした感覚を感じていただければ幸いである。
古田織部好みの茶室。
手水に添えられた華が、生気を放つ。
派手さはありませんが、
まだ新しいのに落ち着きがあるところ、
さすがです。
日本庭園の王道をいく作庭手法、
学ぶところが多いですね。
中根金作さんてどんな人と思いGoogle検索してみたら、j-gardennさんの日記が3番目に出てきました。自分の日記に変なことでも書いてないか思わずアセアセです。
不思議に新しい建築物は馴染めない事が多いのですが、日本庭園の場合は変な落ち着かなさのようなものを感じない場合が多いです。
こちらのお庭も、ゆったりと味わうことができる気持ちのいいものでした。