蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

戸隠 宝光社  旧戸隠村

2015-09-14 23:20:04 | 古民家、庭園
戸隠五社の一つである。
中社や奥社ほどには、観光地として有名ではないようだ。


しかし鳥居の前を見渡せば、広く善光寺平まで見渡せる。これは、昔の参道が善光寺脇から厳しい山道に入り、それでも真っ直ぐに宝光社をめざしていたことを、物語ると思う。




旧な石段は193段ある。
手すりにつかまりながら、足を置くのに確実な場所を選んでいく。






社殿は1861年というから、江戸末の建築。
柱やけたの細かい細工を刻んだのは、その時代の越後の建築士集団のようだ。


特別に熱い日であったが、宝光社の奥の右手から、薪社へ向けて神道が通じている。
夜の闇の深い中、神様が神社を駆け巡る道として、神道(かんみち)と呼ばれるようだ。


20分程で到着した火之御子社は、平成17年の修復を終えたところだった。


神社の脇に、はるかに昔から伝わると思われる「結びの杉」が、その威厳を示していた。