我が家から2キロ半ほど行くと、
小さい川がある。
上流で大雨が降ったりすると
川のカタチが変わる。
暖かな春を待ちわびている。
*********************************
田舎では ひとりひとりの存在の意義が
いろんな意味で 大きい。
そして、いろいろな行事に
必ず参加することが義務付けられている。
たとえば、自治体単位の 水路の草刈。
これは大変な作業なので、
参加しないと、悪口を言われる。
その前に、起こしに来てくれたりする。
怪我をしては大変と、
手術後は 娘が行ってくれるようになり、
ママは楽チンを決め込む。
以前は日曜の朝 5時集合だったが、
その年から 6時に変わった。
田舎にしては 大きな変化だ。
‘隣組’という組織が存在する。
自治会の中を
川上から上・中・下(かみ・なか・しも)に分け、
さら最小の単位の‘隣組’に分かれる。
隣組の組長が集まって
‘組長会議’を開いたりもする。
自治会館の掃除をする時、
トイレ掃除を担当する。
汲み取り式。
連絡事項をふれまわる。
組員(?)の出産・初節句(ほとんどない)や入院の時は
お祝いやお見舞いを 集めてまわる。
(私の入退院は秘密裏に済ませたので、なかった)
お葬式の時は・・・最近は料理をこしらえなくても
いいようになってきた。
きんぴら、胡麻和え、酢の物、おひたし・・・
スローな食べ物で美味しいけれど、
お付き合いは大変。
昔々は 生活に密着した、
必要不可欠な制度だった事は 理解できる。
家の普請をする時に
‘仕事師’の掛け声に合わせて
隣組の人たちが協力して、
‘よいとまけ’をやったと聞いた。
「おとうちゃんの為なら、え~んや こら」
というやつだ。
実家の方では、
やはり隣組が協力して
川の葦を刈ってきて、
みんなで屋根を葺いていた。
仕上げは 特大の包丁を持ったプロが来て、
きれいな茅葺き屋根にした。
私が子どもの頃、
私の家の屋根の一部分を葺き替えたが、
それでも大仕事だった。
そうそう、忘れちゃいけない、
子どもの頃の田植えや稲刈りは
全部隣組単位で、
順繰りにお互い助け合って
やっていったものだ。
戦争中は 特別な必然性もあったかもしれない。
(私にはわからない、さすがにドラマの中の世界だ)
今 ここに残っている隣組は
本当に助け合っているのかどうか、
疑問がある。
疑問はあるが、
順番が回ってくれば、
受けなくてはいけない。
老人だけの世帯や
独居老人でも 引き受けてもらう。
2003年度、
数々のドジは踏んだけど、
なんとかやり遂げた、
二度目の隣組長。
亭主は仕事が休めないので、
私が一手に引き受けて。
終わって、本当に、ほっとした。
小さい川がある。
上流で大雨が降ったりすると
川のカタチが変わる。
暖かな春を待ちわびている。
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田舎では ひとりひとりの存在の意義が
いろんな意味で 大きい。
そして、いろいろな行事に
必ず参加することが義務付けられている。
たとえば、自治体単位の 水路の草刈。
これは大変な作業なので、
参加しないと、悪口を言われる。
その前に、起こしに来てくれたりする。
怪我をしては大変と、
手術後は 娘が行ってくれるようになり、
ママは楽チンを決め込む。
以前は日曜の朝 5時集合だったが、
その年から 6時に変わった。
田舎にしては 大きな変化だ。
‘隣組’という組織が存在する。
自治会の中を
川上から上・中・下(かみ・なか・しも)に分け、
さら最小の単位の‘隣組’に分かれる。
隣組の組長が集まって
‘組長会議’を開いたりもする。
自治会館の掃除をする時、
トイレ掃除を担当する。
汲み取り式。
連絡事項をふれまわる。
組員(?)の出産・初節句(ほとんどない)や入院の時は
お祝いやお見舞いを 集めてまわる。
(私の入退院は秘密裏に済ませたので、なかった)
お葬式の時は・・・最近は料理をこしらえなくても
いいようになってきた。
きんぴら、胡麻和え、酢の物、おひたし・・・
スローな食べ物で美味しいけれど、
お付き合いは大変。
昔々は 生活に密着した、
必要不可欠な制度だった事は 理解できる。
家の普請をする時に
‘仕事師’の掛け声に合わせて
隣組の人たちが協力して、
‘よいとまけ’をやったと聞いた。
「おとうちゃんの為なら、え~んや こら」
というやつだ。
実家の方では、
やはり隣組が協力して
川の葦を刈ってきて、
みんなで屋根を葺いていた。
仕上げは 特大の包丁を持ったプロが来て、
きれいな茅葺き屋根にした。
私が子どもの頃、
私の家の屋根の一部分を葺き替えたが、
それでも大仕事だった。
そうそう、忘れちゃいけない、
子どもの頃の田植えや稲刈りは
全部隣組単位で、
順繰りにお互い助け合って
やっていったものだ。
戦争中は 特別な必然性もあったかもしれない。
(私にはわからない、さすがにドラマの中の世界だ)
今 ここに残っている隣組は
本当に助け合っているのかどうか、
疑問がある。
疑問はあるが、
順番が回ってくれば、
受けなくてはいけない。
老人だけの世帯や
独居老人でも 引き受けてもらう。
2003年度、
数々のドジは踏んだけど、
なんとかやり遂げた、
二度目の隣組長。
亭主は仕事が休めないので、
私が一手に引き受けて。
終わって、本当に、ほっとした。
それでも一年任期の班長役が、班員数の年度ごとで廻ってきます。
参加するのは大変ですが、公平さと言う意味では、強制力のある隣組が良いかもしれません。
自治会では、全然参加しない人もいますからネー。
私の住んでいる町内会は、最低限しかしない事にしています。何でもやりたがる会長さんがいると、私たちの所までとばっちりが来て困りますが、私たちは参加しませんと言って、地域上げてのどぶ掃除?と高知市を流れる7河川の大掃除と言うのには参加していますが(年一回)それも私たちの町内は参加を強制はしていません。
今自治会がないとやって行けないような仕組みになっていると言うのも納得がいかないですよね。まだまだ文句はありますが長くなるのでこれで終わります。本当にご苦労様です。実家の田舎でも此処まではしないです。
10班ありその中でも枝分かれしていて大所帯。
2ヶ月に一度4000円の集金があります。
市全体の大掃除にはみんな張り切って?かり出されています。
この班長組織の一番のメリットは町の経費節約でしょう。
広報配布の送料節約、清掃費の節約・・・
以前などは年金の領収書まで班長が配ってました。
(さすが今では廃止されてます)
お子さんのいる家庭では町内会に所属しないと子供会に入れなくなってます。恐喝に近いね(笑)
あとは苦情の一括処理かな
すこし大きな町では人とのつながりなど期待してませんし
町内会のメリットはあまりないみたいですね。
商店街などはこの組織のメリットを享受しているようです。
悪口、ウワサを怖れて、脱退者はゼロです。
そうです、ある件以来批判的です。
粗大ゴミの収集にはホームレスがアルミの空き缶を求めてやってきていました。
それが唯一の生活費なのかもしれません。
それを子供会のためと称してかれらからそれを奪ってしまったのです。
公共、組織のため、みんなのための御旗で
弱者を排するやり方にはついていけません。
しかも、その発想すらないことにあきれます。
同じ自治会の中でも 隣の隣組、
やり方は少しずつ違いますが、
強制力は 田舎ですので 凄いです。
mino さん、
こちらは 隣組長以外にも いろんな役があって、
なにかしら 回ってきます。
農家に住んでるサラリーマンが増えて、
休日に行事があるので、
我が家は四苦八苦です。
(いや、‘ぬらりくらり’と言うべきか。)
風さん、
私も初節句で しかも 女の子と男の子で、別々に
隣組の方々から 人形をいただきました。
それは素晴らしい人形で、大きくて、
・・・飾るのが大変。
広報配布と回覧板は 毎月ですが、
たいしたことないです。
以前は 年金の積立金を集める役、
税金を集める役もありました。
「あの家の固定資産税は、すごいなあ。」
とか思いながら集めました。
我が家の固定資産税は そのころ悲しいくらい
安かったです。(お寺は固定資産税はないのですが)
この役はさすがに廃止になりました。
arfa さん、
集団は結束が強いほど、排他的になりますね。
田舎の集団は例外を認めるのが恐怖なのでは、
と思うくらい融通が利かないことが多くて
(もちろんいつもではないですが)
困ります。
私のところは 年間2千円か4千円かの
自治会費を集めます。
歳末たすけあいの募金も集めます。
市の交通傷害保険の保険料も集めます。
ウチは加入しない事にしました。
奨励金が組長の慰労に使われたりもしますので。
ウチは‘変わり者’で通っているのでできますが、
よそのお宅では 皆さん言われたら言われただけ
律儀にお金を出してらっしゃいます。
田舎は怖いです。
大変なのかも・・とほほ。
お葬式、法事が大変そうで、一種近所の娯楽のようです。若い人がいなくて、今は年寄りの世帯ばっかりです。
「変わり者」で通すのがコツかも(笑)
ウチの夫も昔からやんちゃで通っていたので、そんなに期待もされないと思いますが・・(笑)
不満が貯まると 児童虐待に発展しかねません!
そうですね、お葬式が一番大変かも。
予定も立てられないし。
あと、何事も楽しんでやるのがコツです。
楽しみ・生きがいもないと 辛くなるでしょうね。
出来ない事は不義理をするのが一番ですが、
本当に周りに気を遣って生きている人も多くて、
感心したりあきれたりしてます。
最初のうちは注目されていますから、
鼻をほじったりあくびをしたりする時は気をつけて!
って、そんなに田舎かな?