ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

肋骨の痛み 2016 つづき

2016-02-01 | 更年期
結論としては、とは言っても 私の推論なのだが、

“鬱滞(うったい)”

というのは、ビョーキである。

と、いう事なのだと思う。



鬱滞とは、ウィキペディアによると、
「血流などが静脈内などに停滞した状態を示す」
ということになっている。

また、
「東洋医学では 気のうっ滞のことを気滞、血のうっ滞を血滞といい、
 病の一つとされている」
のだそうで、

「血流など」の「など」の部分には
目に見える血液の他に 「気」をも含むようだ。

また、胆汁や静脈血などの滞りも含むらしい。

そして、リンパの流れの滞りも。






健康運動指導士の先生は、主目的である亭主の治療をし、
次に 私の番になった。

この日はお会いするのが3度目で、
先生は 私の乳がんをご承知だ。

どんな順番で施術してくださったのか、
もう覚えていないのだが、

それは 私の記憶力の粗末さだけではなく、
ありとあらゆる治療を施されたので
覚えきれなかった、
というのも理由のひとつだった。

そして、とにかく、
何番目の施術だったか、
先生は 私の肋骨をさすって、
「ここは?」と聞いた。

「ここは?」

「ここは?」

「こっちは?」

「こっちは、どう?」

「こっちは?」

そのどれもが、痛かった!

しかも、ハッキリとした痛みだった!

「な、なにすんの?!アンタ?!」

と叫んでもいいくらい、痛かった。

「ギャ~~~~!!!!!」と叫ぶほどでは、なかったが。






肋骨。

それをさするとすると、乳房が邪魔をするので、
大きく分けて 首に近い方、
乳房の下の、へそに近い方とがある。

そして、私はしばしば 肋骨と肋骨の間をさすっては、
痛みを感じていたのだったが、
今回は 骨と骨の間と、肋骨の上との、
どちらも、とても痛かった!



そこで先生は
「これは、全身をやってからの方がいいかな。」
とか何とか ゴニョゴニョ言いながら、
全身を動かさせたり動かしたり。

「? ? ?」なまんまで、
ただただ素直に いう事を聞く私。

それからまた 肋骨の辺りをさする。

上の方の部分は、身体の真ん中から、脇の方へ。

流す、という感じ。



下の方は、やはり脇の方へ、流す。

こちらは、そうしておいてから、
脇の下の方ではなく、ウエストの方へ向けて、流す。

優しく、丁寧に、しかし、しっかりと流す感じ。

人の手のひらは 不快な感覚はない。

まして、尊敬する方が、
ご好意で こんな田舎まで「行きます!」と言って
来てくれた。

外がどんどん暗くなるなか、
先生は せっせと私を動かし、
また 動かさせた。

そうして、私の肋骨の痛みは、
骨の上の痛みも、骨と骨の間の痛みも、
いつの間にか 霧消してしまっていた。





つまり、私の身体は
その時 特に肋骨周辺において
何かが(おそらくは、リンパが)鬱滞しており、

人は 鬱滞している状態においては
そこここが痛みや不快な症状を感じるようにできている、

のでは ないだろうか。



とにかく、その頃の私は ひどく疲れていて
身体のどこが悪いのか、わからないくらいだった。

治療を受ければ気持ちが良いだろう、
という程度で受けた治療で、

「人は 健康ならば こんなに心地良くいられるものなのか!」
という思いをした。

それは、衝撃的なほどだった。






もちろん、その後もしばしば 気になるからこそ、
胸に手をやり、さすってみたりしていた。

肋骨の辺りだ。

すると、痛い時がある。

おっと、イカン、イカン。

せっかく快適な状態にしてもらったのに。

で、せっせと、さする。

手のひら、手の指で、ナデナデ。

ヾ(・ω・*)なでなで。



力を入れると、また別の部分が不具合を起こす。

力をあまり入れずに、優しく、しかし しっかりと。

それで痛みがなくなるのだから、不思議でたまらない。






ただし、これをやると、
翌日、左(術側)の脇の下が痛む。

しなければ、痛くないのだから、
原因は この ヾ(・ω・*)なでなで である事は確実。

そして 反対側の脇の下が痛む事はないので、
やはりこれは リンパ節の有無が関与しているのではないだろうか。

すみません、推論です。





血液の循環を良くすれば、身体は温まる。

温かければ、それだけで不調は改善するだろう。

リンパ球の循環を良くすれば、
やはり 余計なモノを取り除くように 体は反応するだろう。

それを 人は 「免疫力」と呼ぶはずだ。



痛む所、不快を感じる部分を
人の手は 自然になでているものだ。

その手を ちょっとだけ意識的に使えば
効果は すごく上がるはず!

おまけに、自分の手のひらは どれだけ使ってもタダ!

だから、肋骨周辺に痛みを感じる人は、
優しくさすってあげてほしい。

ついでにもうひとつ、
これを 誰か 他の人の手のひらでやってもらうと、
極楽~~~!

でも、誰もやってくれない!(怒)






雑誌で ちょっとした記事を見つけたので、
オマケにつづく。