ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

半夏生とタコ

2013-07-09 | なんでもないこと
半夏生の花が 以前は近所にあったが、
代が替わって 家を建て替え、庭もコンクリートを流して
広々とした駐車スペースになり、
今では陰も形もない。


ハンゲショウ   
           
            拝借画像








雑草? クロガネモチの木のそばに、知らない植物が。






半夏生は 7月2日頃に当たるらしい。

この頃までに 田植えを終えて 農作業も小休止、
という 特別な時期のようだ。



その日 スーパーに買い物に行ったら、
「この日は 植えた稲の苗がよく着くように
 吸盤で吸い付くタコを食べる慣わしがある」
と 盛んに宣伝中。

ん?

そんなの、聞いた事ないゾ?!













ともかく、タコが安売り(本当に?)だったので、
タコもいいか、と 購入。

その日は マリネで食べた。

さて、翌日。

残ったタコ、今度は何にして食べようか?













雑誌で「茹でダコのグリル」というのがあって、
美味しいと書いてある(笑)。

書いたのは 玉村豊男という人で、
ヴィラデスト ガーデン アンドワイナリー「玉村豊男について」

この人の植物画が 私は好きだ。

植物画もいいけれど、どうやら食いしん坊らしく、
ワイナリーを作ってしまったり 
料理を自分で工夫したりしてる人で、

この人が「美味しい」と書くと、美味しそうだ(笑)。













「単なる茹でダコとは別次元の美味に、
 食べた人は みんな驚く」
なぁんて書いてある。

これは、試さなくては!(笑)












茹でたタコの足を買ってくる。

2~4人分で 2パック、250gくらい。

この足を 3つか4つに切って
ガス台の網に載せて 強火から中強火で焼く。

表面にまんべんなく焦げ色がつくまで。

食べやすい大きさに切ってボウルに入れる。

オリーブオイルを絡ませる。

最後に醤油を数滴、好みで唐辛子粉。













簡単じゃん!

さっそく、新しいグリルにぶち込んで 作ってみたよ。

温度調節は自動(笑)。





確かに、単なる茹でダコとは思えない美味しさ!

半夏生に限らず、美味しいと思う。





ちなみに、
半夏生には 焼きサバを食べる、という地域もあるらしい。

焼きサバの香り恋しや半夏生

塩サバの丸焼き。

それも、いいねぇ(笑)。





丸ごとは焼かなかった、これは私の大好きな塩サバの切り身。

同じく、自動温度調節で。