ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

かき菜

2011-04-04 | 明るい農村
一躍 有名になった「かき菜」は
私の大好物。

よく お隣の婆ちゃんが 垣根越しに寄越してくれた。

隣んちの 婆ちゃんと爺ちゃんは、かき菜が好き。

我が家も、好き。

でも 隣んちの 息子と嫁は、ほうれん草は好きだけど、
かき菜が嫌い。

で、畑で作って 食べきれない時は
私たちのお腹に入っていた、という訳(笑)。







かき菜。拝借画像。
葉先のちぢれが特徴かと。






イバラキや 東京に暮らしていた頃には 知らなかった野菜だが
今回、福島やイバラキで栽培されている事がわかった(苦笑)。



ほのかな癖があり、
それが 隣んちのパパとママの不興を買っていたのだろう。

うまいと思う人にとっては、その癖がまた たまらなくうまいのだ。

癌予防になるというアブラナ科の野菜だが(笑)、
他のアブラナ科の野菜とも 
また 少し 違った癖だと思う。

アブラナ、ナバナ とも ちょっと違ったと思う。

今年はまだ 食べていない(涙)。






太い茎も 茹でればすぐに柔らかくなる。

畑には よく 大きな株が並んでいて
トウ立ちしてきた茎を掻き取っては
お浸し、味噌汁、炒め物などにする。

最近 当地では 栽培が少なくなってきていたように思う。

これから 最高に 美味しい季節なのに(涙)。

でも 婆ちゃんも爺ちゃんも亡くなって
隣んちからは もう かき菜は もらえないけれど。






農家は 野菜を作っても ちっとも売れない、と嘆いている。

私なら買うのに。

それとも
小さな子供がいたら、違う産地のものを買っただろうか。



苗床を作る季節になっている。

この冬 何を作れば
今 何を播けば 
消費者は 買ってくれるのだろうか?

風評被害に対する補償、
の その前に、
するべき事が、少し、あるような気がする。






先日 玉子がようやく手に入り、
この度 納豆も 運良く 棚に並べているところに出くわして
「おひとり様 1パック」をゲットする事ができた。

生活は 少しずつ 普通にもどりつつある。

節電は なるべく このまま続けていきたい。






いつかきっと行こう、と思っていた、
五浦の六角堂(北茨城市)。

波にさらわれてしまった。

おとっつぁん、残念だよ。