ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

酒津屋中店 @名古屋市中区・栄 (6)

2024年04月19日 | 名古屋(中区)

栄の森の地下街にある地下鉄改札至近の「酒津屋」へ。自分はもう何度暖簾をくぐったか覚えていないが、朝昼晩と使い勝手の良い店。ある朝、次の予定まで少し時間が空いていたので折角だから(何が?)少し呑んじゃおうかと暖簾をくぐった。先客は3人ほど。この時間の客は大抵ビール瓶を立てている。一番奥の席に腰掛け「日本酒(小)」を熱燗にしてもらった。給仕女性がすぐに白鹿の銘の入った徳利と猪口を用意してくれる。

猪口に注いだ酒をクイッと。外はまだ寒かったし、座った席になぜか冷風が当たっているので沁みるー。酒肴にお願いしたのは「牛スジどて煮」。他所では「もつ煮」と呼ばれ、醤油で味付けすることが多いが、こちらはもちろん豆味噌(八丁味噌)で味付けしたもの。市内では豚が多いような気がするがこちらは牛。しっかりとした大きさの牛スジが甘過ぎずちょうどいい味加減。旨い。こんにゃくも使ってあるが牛スジの量が多くいい感じ。刻みネギと和えながらいただいた。(勘定は¥860)

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酒津屋 中店

愛知県名古屋市中区栄3-5-12 栄 森の地下街 南一番街

 

( 名古屋 なごや 栄 さかえ 森の地下街 さかづや 酒津屋中店 さかづやなかみせ 居酒屋 大衆食堂 昼飲み 朝酒 えびかつ )

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酒津屋中店 (5) @名古屋市中区・栄

2022年06月30日 | 名古屋(中区)

コロナ禍になってから初めての「酒津屋中店」。休みを取った平日の午前、昼にはちょっと早い中途半端な時間に栄に居たので、ならばと地下に降り、駅の改札至近の店を目指す。暖簾をくぐると席にはビニールで仕切りがしてあった。こんな時間でも先客は5組も居て、全員ビール瓶が立っている(笑)。この時間なので皆大人しいが、一応距離をとる為に入口横の長卓の端に腰掛けた。こちらでは一度も頼んだことが無い「朝食」っていうのにしようかなと思ったが、折角平日に休んでいるので、結局お姉さんに「瓶ビール」と声を掛け、酒肴は久しぶりに定番の「えびカツ」と「手作りポテトサラダ」をお願いした。この立地にあってビール、酒、ウイスキー、焼酎、ワインとどの酒でもいける酒肴を揃えているが、ついおすすめの☆マークが付いている品を選んでしまう。

まずはよく冷えたサッポロ黒ラベルの大瓶からコップに注ぎ、グイッと。朝はコーヒーを1杯飲んだだけだったのでシミルー(苦笑)。店内のテレビに映っているのはまだ朝の情報番組。「えびカツ」登場。千切りキャベツとトマト、きゅうりが付け合わせ。ピクルス入りのタルタル風マヨネーズが添えてある。しっかりと下味がつけてあり、衣はガリガリの粗目。中には小海老が4つ並んでおり、中腹で半分にカットされている。揚げ立ての熱々をガリっとやってビールで追いかける。やっぱり旨いなァ。「手作りポテトサラダ」は具材がいつもよりやや細かくカットされていた。お姉さんがソースも置いてくれたので少しかけたりしてみる。視界に店の外を行き交うサラリーマンの姿が目に入る。なぜかちょっと嬉しい(笑)。付け合わせまで綺麗に平らげて大瓶1本を終わらせたらお腹がいっぱいになってしまった。もう昼は抜こう。(勘定は¥1,500程)

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酒津屋 中店

愛知県名古屋市中区栄3-5-12 栄 森の地下街 南一番街

 

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酒津屋中店 (4) @名古屋市中区・栄

2019年02月12日 | 名古屋(中区)

ある休日の朝早くに栄に着いた。そのまま地下に下りて「栄・森の地下街」にある居酒屋「酒津屋中店」へ。店頭から馬が居なくなって久しい(笑)(写真参照)。この後はバス移動で、しかも電話がかかってこない限り仕事の予定は無いので、朝呑みの背徳感を味わうべく暖簾をくぐる。もちろんこの地下街でここ以外に開いている店はモーニング・サービスを提供する喫茶店くらいしかない。店に入ると先客は5組。うち1組は朝帰りのバンドマンらで後は1人客。バンドマンの1人は流暢な日本語を操る外国人だがフランク・ザッパそっくりだ。店内の酒呑み率は何と100%(笑)。朝9時過ぎだゾ…。外は寒かったので燗酒(白鹿)をお願いし、つまみは「みそ奴」をお願いした。白鹿の銘が入った徳利と猪口が用意される。

クイッと1杯。んー、朝は効くなァ…。休日なので外を歩くサラリーマンは少ないけれど、時間を考えると背徳感でより一層旨い(←アル中の所業)。すぐに出てきた「みそ奴」はその名の通り冷奴の上から東海地方特有の甘い味噌だれがたっぷりかかっている。最初から山椒がかかっていたかどうだか覚えがないが、味噌だれに山椒の風味はテッパン。シンプルで旨い。この季節、豆腐が温かかったらもっと旨いだろうナ(←この後自宅呑みの定番酒肴に)。ボーッとテレビを眺めながら徳利を空に。あまりの居心地の良さに追加を頼みそうになったが、ずるずる長居するとこの後の予定が無茶苦茶になりそうだったので、後ろ髪を引かれながら1本で切りをつけた。各テーブルにデカい灰皿が完備の昭和感たっぷりの店は、元号が変わってもこのまま朝から呑める貴重な店として続いてくれるだろうか。(勘定は¥610)

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↓ 解体新築が決定済みの「「中部日本ビルディング(中日ビル)」(昭和41年・1966・建造)にはお別れデコレーションも登場。すでに飲食店のほとんどが撤退済み。1階の天井モザイクタイル画(矢橋六郎作「夜空の饗宴<空の饗宴>」)もそろそろ本当に見納めだ。

 

 

 


 

酒津屋 中店

愛知県名古屋市中区栄3-5-12 栄 森の地下街 南一番街

 

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酒津屋中店 (3) @名古屋市中区・栄

2017年02月05日 | 名古屋(中区)

仕事関係の用事が早めに終わったので、一息つくためにまたまた名古屋地下街の(酒呑みの)オアシス「酒津屋中店」へ。別に他に行ってもいいのに「昼=ココ」という方程式はなかなか変えられない。なぜいつもお迎えが”馬”なのかは考えないことにして(笑)、店の中へ。この日も昼間とはいえ、先客はみな(定食の人も)ビール瓶が立っていた。お姉さんにハイボールと「エビカツ」を注文。「エビカツ」はこの店に入る度にいつも注文しようと思うここの名物のひとつだけれど、なぜか今まで結局注文せず、他で満足してしまい食べていなかった。

店の外を足早に通過する人々の喧騒を感じながら、ハイボールをひと口。中身はトリス。味はごく普通だが、昼に呑んでいるというシチュエーションが旨い(笑)。ハイボールを呑む時は、高いウイスキーよりもトリスや角などの方が旨く感じるのはなぜだろう(←お前の口が安い口だからだ)。しばらくして「エビカツ」登場。小さい海老を並べて揚げた2つのフライに、最初から半分に包丁が入れられていて、計4切れ。つけ合わせは千切りキャベツにトマト、キュウリ。タルタルソースとマヨネーズがそれぞれ添えられている。少ししっかりめに揚がったエビカツをパクリ。う、旨い。ここでハイボールをグイッと。硬めの衣とプリプリの海老が並んだ独特の食感が「要するにエビフライじゃないの?」という愚問を遠ざける。この店には「酒津屋ハイボール」(中身は同じ)という、たった50円違いの大きなものがあるのだが、日和ってそっちにしなかったことを後悔。もう今日はこの店で終わってもいいナ…。(勘定は¥840)

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酒津屋 中店

愛知県名古屋市中区栄3-5-12 栄 森の地下街 南一番街

 

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酒津屋東店 @名古屋市中区・栄

2014年11月26日 | 名古屋(中区)

名古屋・栄の「森の地下街」にあるオールマイティーな食事処兼居酒屋「酒津屋」。その「中店」には何度か行った事があるが、ここ「東店」は初めての訪問。実はこの日、午前の早い時間にこの前を通ったら暖簾がかかっていたので、「休日だし、ちょっと一杯」と思って中へ行くと、おばちゃんに「ゴメンね。まだなの。あっちの店なら開いてるわよ。」と言われていた。この時、確か10時開店(それでも早いが)と言われたんだっけ。あっちの店とはもちろん「中店」。この店と中店は同じ地下街にあり、歩いて1分くらいの近距離にあるのだ。

時は変わって、この日の夜遅く。自分も帰路についていた。もう近隣の店はシャッターを閉めていて、家路に着く人達がすぐ先の地下鉄の改札を目指すのみ。でもここはまだ開いていた。朝入れなかったからという訳ではないが、両店で何か違うところがあるのかという興味のみで中へ。店はすでにおばちゃんではなく、大陸の若い男性3人が切り盛りしている。遅い時間とあって店内は、2次会か3次会のサラリーマン連中のひと組のみ。レイアウトこそ違うものの、品書きも向こうの店と大差なさそう。トリハイとハムカツを注文。帰り際のこの一杯もやはり美味しい(笑)。特に中店と変わる感じもなく、こちらも同様に使い勝手の良さそうな店だ。中店が満員で入れないという状況は見た事が無いのだが、何故こんな至近距離に2店あるのか…。謎だ。(勘定は¥500程)

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酒津屋東店

愛知県名古屋市中区栄3-5-12栄 森の地下街

 

(酒津屋 東店 さかづや東店 さかつや東店 さかづや さかつや 酒津屋中店)

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酒津屋中店 (2) 名古屋市中区・栄

2014年10月26日 | 名古屋(中区)

以前に伺って、とても気に行った「酒津屋中店」。朝から深夜まで営業していて、どの時間帯でも酒、食事、どちらでも使える。しかも栄(さかえ)のど真ん中、地下鉄の改札のすぐ横という素晴しい立地と使い勝手の店だ。それでも出てくるもののクオリティが低かったら使いようが無いのだが、極上ではないものの、食事も酒肴も充分いけるし、値付けも安い、と言う事なし。この日は休日で、朝から栄に居たので、すぐさま地下に降り、迷わず朝の一杯をコーヒーからアルコールに替えてみた。

まだ朝の8時過ぎ。何故だか、いつも馬のお面がお出迎え。周りでシャッターの開いているのはモーニングをやっている喫茶店のみ。でも暖簾をくぐってみると…、やっぱり居た御同輩。先客は唐揚げにビールをやってらっしゃる。年輩の方だが、なかなかやるな。自分も座って、お母さんにトリハイとハムカツを注文。朝からハイボールってもう、何やってんだか(笑)。すぐにトリハイが運ばれ、程なくしてハムカツが登場。ハムカツは一切れで、千切りキャベツと一緒に小皿に乗っている。もちろん朝からお腹一杯にするつもりは無いので、一切れっていうのが嬉しかったりする。しっかり揚げたてのハムカツにソースを少しだけたらしてかぶりつき、炭酸で喉を洗う。いつものトリハイも朝から呑むと…旨いっ! 完全にアル中の所業だが、朝から外で呑むとなんでこんなに旨いんだろう。(勘定は¥500程度)

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酒津屋中店

愛知県名古屋市中区栄3-5-12 栄 森の地下街南一番街

 

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酒津屋 中店 @名古屋市中区・栄

2014年05月29日 | 名古屋(中区)

Photo_2

休日の朝、名古屋・栄(さかえ)の中日ビル辺りの地下街「森の地下街」を歩いていた。栄の地下街は時々歩くが、こっち方面には全然来ていない。中日ビルにももう何年も入っていない。まだ早い時間なので当然シャッターが閉まった店ばかり。歩いていても、開いている店は老舗の喫茶コンパルと1軒の食堂ぐらい(正確にはあと1軒あることをのちに知る)。朝食もまだだったので立ち止まり、その食堂「酒津屋中店」へ。その店の片側には今では珍しいミルク・スタンドがあり、瓶に入った牛乳やコーヒー牛乳が並んでいる。もう片側には普通にショーケースがあり、サンプルと品書きの看板が立っていた。そこにはお酒の品書きも。ん?朝から飲めるって事か…。 平日のこの時間だったら店の前はまだ出勤の人が大勢歩いているところだ。せっかくの休日だし、これはひとつ「朝酒」をやってみようかと俄然呑みモードに。思い切って暖簾をくぐってみた。

店の中はごく普通の大衆食堂という感じ。さすがに先客は…と思ったが、いた。しかもビールを召し上がってらっしゃる年輩の方。わぁ、やっぱり旨そうだ(これから呑むんだけど)。なんたって朝だもんな、まだ。給仕のおばちゃんにお酒を頼む。もちろんダメなんて言われない(笑)。ぬる燗も快く引き受けてもらった。品書きには揚げ物、煮物、刺身、いわゆる名古屋メシ、と何でも揃っていて、定食も充実しているようだ。駅地下、しかも改札横のテナントに居る事を忘れそう。つまみにはおすすめと書いてあったまぐろの中落ちを注文。その間にも常連さんがやってきて「おはよー、いつもの」と頼むと、さっとビールが出されている。そうか、みんな朝ここで飲んでいたのか(笑)。

お酒は「白鹿」。銘柄入りの徳利と猪口でちょうどいい温度になって運ばれてきた。一杯やると…効くーっ。まぐろは部位こそ大したことないが、鮮度は充分で旨い。何度も「まだ朝だ…」という嬉しいような、ちょっと悪い事をするような不思議な気分で楽しい。もう、今日一日このお店で終わってもいいか、という邪念もよぎったが、一応行くと決めていたところがあったので、この日は追加を止めておいた。あとで調べると、この店の営業は朝7時から深夜12時までとの事。そういえば壁に終電時間が書いてあった。定食のご飯おかわりは無料とも書いてあるし、中休みも無いみたいだし、朝、昼、夜、深夜と使えそうな凄いお店なのだ。お酒もハイボールはもちろん、モヒートまである。しかもこの古い地下街をもうほんの少し(正味30秒ほど)歩くと、系列の東店があって、そちらもほぼ同内容の店のよう(近過ぎないか…)。それがもうこの場所で60年やっているというのだから凄い。完全ノーマークのお店だった。また行きます、間違いなく。(勘定は¥800程)

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酒津屋 中店

愛知県名古屋市中区栄3-5-12 栄 森の地下街南一番街

 

(酒津屋中店 さかづや なか店 なかみせ)

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