ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Goats Head Soup (Deluxe) / The Rolling Stones

2022年10月08日 | クラシック・ロック

Goats Head Soup (Deluxe Edition) / The Rolling Stones (2020)

色々音楽を聴いているが、自分の主食はストーンズ(The Rolling Stones)なので、ストーンズのアルバムは未発表の曲がある限り基本ほぼ全て自動的に購入している。こちらも購入してレヴューを忘れていた1973年発売の「Goats Head Soup」(邦題:「山羊の頭のスープ」)のデラックス・エディション。2枚組で、1枚は”New Stereo Mix”、もう1枚は”Rarities & Alternative Mixes”というサブタイトルが付けられている。自分が所有しているのは日本盤アナログ、ソニーから出た日本盤CD、1995年にヴァージンからでたBob Rudwigがリマスターを手掛けたCDの3種類。それ以降に出たリマスター盤は所有していない。新しいミックスやリマスターの旧盤との聴き比べは得意でないので細かい指摘は出来ないが、全体的に低音がオンになっているような気がする。もともとモコモコとした質感の音だったのでそれが増幅されるかと思いきや、その辺りはしっかりバランスを取って聴き易くなっている。

2枚目は話題になったジミー・ペイジ(Jimmy Page)参加の「Scarlet」を含む計10曲。3曲が未発表曲であとはデモ、インスト、ミックス違いの7曲。未発表のうち2曲はブートレグで聴いたことがあったが、「Criss Cross」はサンリオのアニメ映画「星のオルフェウス」(1979年公開)に提供されたとされる曲で、ブートレグなどでは「Criss Cross Man」や「Save Me」と呼ばれていた。まさか日本のアニメにストーンズが、と学生当時そのレンタル・ビデオとかを下北沢のDORAMAとかで探した記憶がある(→結局最終段階になって当時の専務の判断で流行りのディスコ風音楽に替えられたとのこと)。こうしてしっかりとミックスされた綺麗な音で聴くのもヘンな感じ。どれも彼ららしくジャムから派生したような曲で、ま、正直どれも”オリジナル・アルバムでの不採用やむなし”といった感じではある(→当然正式発表にあたって新規の”付け加え”もあったよう)。ストーンズの音に飢えてブートを漁ってまで聴いていた時は凄い凄いと興奮したのに、こうして正式発売されると「ふーん…」って冷静な自分なのは一体どういう訳なんだろう(笑)。

amazonにて購入(¥1,442)

  • Label‏ : ‎ Polydor UK
  • ASIN ‏ : ‎ B089HZJ7M9
  • Disc ‏ : ‎ 2

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ペーシュ (3) @岐阜県岐... | トップ | はり重グリル @大阪市中央... »

コメントを投稿

クラシック・ロック」カテゴリの最新記事