ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Desert Island Selection / Brian Eno

2021年06月18日 | クラシック・ロック

Desert Island Selection / Brian Eno (1986)

ブライアン・イーノ(Brian Eno)の、コンピレーション盤。彼のディスコグラフィーに詳しくないので、これをベスト盤と捉えていいのかどうか分からないが、ジャケには「A comilation for Compact Disc from the period 1973-1978 a companion to the album More Blank Than Frank」と書かれている。「More Blank Than Frank」はアナログ盤の名称だとのこと。いわゆるグラム・ロックは好きなのにロキシー・ミュージック(Roxy Music)のアルバムは1枚も持っていなし、セカンド・アルバムまで在籍したイーノは、数枚のアルバムを所有しているのを除いてしっかりと追ってみたことは無い。73年から78年というと、まさにロキシーから脱退して(ロック的な)ソロ活動をした時期。その後はご存じのように個人名義では環境音楽的な作品が多くなる。

どんな基準で選ばれた曲なのか全然分からないけれど、曲順は年代がバラバラ(下参照)。それでも違和感は無く、いわゆるロックとは違うポップで尚且つ落ち着いた感じの曲が並ぶ。

  • 「Here Come The Warm Jets」(1973) - 04
  • 「Taking Tiger Mountain」(1974) - 06, 10
  • 「Another Green World」(1975) - 02, 03, 05, 07
  • Before And After Science」(1977) - 01, 08, 09
  • 「Ambient 1/Music For Airports 」(1978) - 11

イーノのヴォーカルって気にしたことが無かったけれど、一聴するとブライアン・フェリー(Bryan Ferry)やジョン・ケイル(John Cale)とも似たちょっと男前な声。でも本人が歌っているより、ボウイ(David Bowie)やデビッド・バーン(David Byrne)、U2らと一緒になった作品の方が、イーノらしさが出ているような気がするというのもよく考えれば凄い話。もちろん知識として知って聴いているからというのもあるけれど、”イーノ色”っていうのが確かにある。

オークションにて購入(¥380)

  • レーベル : EMI Europe Generic
  • ASIN : B000025JRT
  • ディスク枚数 : 1

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