ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

緑屋老舗 @岐阜県加茂郡八百津町

2014年05月17日 | 岐阜県(中濃・老舗)

Photo

息子を後ろに乗せて、一緒にバイクで岐阜県の八百津(やおつ)町までツーリング。バイク乗りにとって本当に短い快適な季節を新緑の道で堪能し、近くの「杉原千畝記念館」を見学した後、昼食に向かったが、目当ての店は臨時休業。せっかくなので八百津町の古い町並みを散策して、ついでに入った店が創業明治5(1872)年の和菓子屋「緑屋老舗」。数軒先にはまだ古い店舗が残っていたが、こちらの新しい店舗は大きく立派な建物。広々とした店内に入り、和菓子を眺める。

岐阜というと最近では中津川や恵那(えな)の栗きんとんが全国的に有名になっていて、季節になると有名デパートや首都圏でも売られていたりするが、八百津町も栗きんとんで有名で、そもそもの栗きんとんの元祖はこの八百津町なのだと紹介されている事も多い(諸説あるようです)。こちらのお店のHPにも「元祖 栗金飩」の名で売られていて、3代目が創作したとの記述がある。最近は毎年自分で栗きんとんを作ったりするので(意外と簡単に出来ます)、色々なお店のを食べて比べている。ま、食感の違いなどはあれど、どこもそれぞれ美味しいですよ、ホント(ついでに自作のも)。もう季節的には最終だろうが、嫁と娘のために栗金飩と草もちを購入。息子はいちご大福を買って、店を出たところで頬張って食べてしまった。苺がでかくてイイとの事(笑)。

家に帰ってからお茶と一緒にいただいたこちらの栗金飩は、とてもきめが細かく、いいしっとり加減。甘さもほどほどで、栗の風味を壊していなくて旨い。草もちは手に吸いつくようなねっとりとした皮にヨモギの香りがしっかりと効いていて、これも旨い。嫁はどちらかというとこの草もちの方が気に行ったとの事。この八百津町には他にも古い和菓子のお店が残っているので、ぜひまた行ってみようと思う。

↓ 写真は数軒先にある旧店舗(こっちの方がいいなー)

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緑屋老舗

岐阜県加茂郡八百津町八百津4096-1

(緑屋 みどりや みどりやろうほ 元祖栗きんとん やおつ)


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