岐阜県可児市方面へ行った際に立ち寄った広見の和菓子屋「市原屋」。詳しい創業年は分からないが100年以上続いていて現在3代目だとか。店は狭い旧道沿いの商店街にある。現在は営業している商店は多くないが、昔は賑わっていたろう雰囲気が少し残っている通り。店の前まで行ったら駐車場が裏の路地にあると書いてあったので探してみたが、今ひとつ正確な場所が分からない(案内も見当たらない)。仕方がないので表に回って道路脇に車を停めて店へ。店内にはガラス・ショーケースの中に様々な菓子が並んでいて、しっかりと上生菓子も10種類以上並んでいた。この日は車にクーラーボックスもあったので上生菓子の中から「みずべ」「水中花」という夏らしい菓子と、「栗羊かん」「光秀・最中」を購入して家に持ち帰った。
家に帰って師範(←妻)に薄茶を点ててもらい、いただく。「みずべ」「水中花」は中に鮮やかな色の餡(それぞれ緑、桃)が入った水まんじゅう。水を表現した透明な皮がプルンとした口当たりでいかにも夏らしく涼しげ。「栗羊かん」は中に丸っと栗きんとんが入っているもの。面白い。大河ドラマにハマっている妻は、最中を見るなり「明智光秀の家紋!」と言い当てた(※この地は明智光秀の生誕の地と言われている)。艶のあるこし餡が入っていて軟らかめの口当たり。家紋を模った最中種の縁は盛り上がっているので食感もいい。まだまだ沢山のこの地にちなんだ名前を付けられた菓子があったのでまた寄ってみよう。(勘定は¥940)
岐阜県可児市広見814
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