ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

カントリーキッチン @愛知県春日井市

2022年03月04日 | 愛知県(尾張)

愛知県春日井市で昼食に寄ったのは、JR勝川駅の南にあるマンションのテナントに入っている洋食屋「カントリー・キッチン」。どこかに書いてあったが平成2年(1990)創業のよう。建物の裏手の駐車場に車を入れて表に回る。ドアを開けて中に入るとウッディな店内にはオイルランプ風の照明が下がっており、カウンター席とテーブル席が3つ程。先客は2組。カウンター席に腰掛けメニューを眺める。とは言うものの、目当ての品は決まっていた。「オムノッケ」。メニューには”昔は当店の裏メニュー。オムノッケとは当店発祥で29年になります。”との気になる記述。一般的にオムレツをのっけたタイプのオムライスは1985年の映画「タンポポ」で世に知られたと思うが、”オムノッケ”というメニュー名の発祥という意味だろうか。ソースはデミグラスとトマトの2種類あり、「両方のハーフ&ハーフ」というのもあったのでそれにしてみた。コンソメスープかドリンクが付くとのことなのでコンソメスープをお願いした。調理も給仕も主人が1人でやるのでなかなか大変。後から数組の客が入ってきたが満席で断られる客も。

しばらくしてまずはコンソメスープがカップに入れられ供された。澄んだ茶色のビーフコンソメスープ。具材は何も無くスープだけだが香り良く旨い。そして綺麗な紡錘形のオムレツがのった「オムノッケ」が平皿に盛られて登場。両脇にそれぞれのソースが注がれている。自分はこのタイプのオムライスを注文するのを避ける傾向にあるので、食べるのは久しぶり。先述の映画もそうだったし、よくテレビなどでナイフを入れてハラリとオムレツが拡がる場面が出てくるが、ピークがそこで拡がった後は見た目もアレだし、味も単調になるのでつまらないのだ。スプーンを入れて食べようとすると、崩すつもりは無かったのに勝手にハラリと拡がってしまった(苦笑)。それくらいトロトロに仕上がっている。中のチキンライスはケチャップではなくトマト・ソースが使ってある。オレガノのようなハーバルな香りが強めの独特の風味のあるトマトソースで、皿に流してあるトマト・ソースと同じかな。旨い。もう片方のデミグラス・ソースはさらりとした口当たり。これもいい味だがちょっと温度が低い。温いというより冷たいぐらいだったのが残念。あっち、こっちとソースを入れ替えて綺麗に平らげた。次はベーシックな「オムライス」か、「ビーフシチュー」にしてみよう。(勘定は¥1,000)

 

西欧家庭料理 洋食レストラン カントリーキッチン

愛知県春日井市勝川町8-8-1 大東山ビル 1F

 

( 春日井 かすがい かちかわ カントリー・キッチン Country Kitchen 洋食 洋食屋 オムライス タンポポオムライス 伊丹十三 )


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