夜に予定していた用事で出掛ける前に、少しだけ呑んでから行こうと立ち寄ったのは今池にある居酒屋「甚六」。以前から入ってみたいナと思っていた店。賑やかな大通りに面していながらここだけ独特の雰囲気を保っている平屋の建物。開店してすぐの時間に暖簾をくぐった。外観から予想は出来たがこの立地にありながら店舗は意外と広く、太い梁(にしては位置が低い?)の見える店内にテーブル席が並んでいる。調理場は見えない。この雰囲気ならBGMのFMラジオは要らない気がするんだけど…。高齢の女将さんが出ていらしたので「沢の鶴」の大を”どん燗”でお願いした。蛇の目の徳利と猪口が用意され、一緒に出てきたお通しはなんと「蒸し蛤」。これは嬉しいなァ。
外は寒いので猪口に注いだ燗酒が旨い(訪問1月)。酒はちゃんと正二合。蛤の身と風味の詰まったつゆを酒で追いかける。頼んであった「たいうす造り」が登場。ひと切れつまんで口に入れる。皮目にしっかりとした甘みが感じられて旨い。しっかりとした歯応えもあっていい感じ。残りは付いていたあさつきと紅葉おろしを鯛で巻いてポン酢で。もちろん旨い。焼物は「ねぎま」を。串で2本。塩を振ってしっかりとねぎにも焼き目が付くぐらいの加減で焼いてある。ちょうどひと口で豚肉とねぎが口に入る配分がいい(←意外と大事)。カットレモンが点いていたのでひと口分にたらしてみたが、これは要らなかった。時間もあったので最後は「白菜つけもの」を。浅漬けの漬物を口に入れて残りの酒を空け、勘定してもらった。次はもう少し長居してみよう。(勘定は¥2,700程)
居酒屋 甚六
愛知県名古屋市千種区今池5-22-1
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