久しぶりに岐阜県多治見市の「大石家」へ。創業は昭和38年(1963)。所謂”お湯割り”の製法で有名な中華そばの店で、こちらが本店なのだが、なぜか今では長野県に暖簾分けした店が多く、県内外にこちらにインスパイアされたと思しきラーメン屋も多い。自分はもう10年振りぐらいの訪問。というのも一時は待ちも酷く、店の前はもちろん離れた所にある車幅の狭い駐車場もいっぱいで諦めたことが数度。それから立ち寄らなくなってしまっていた。この日はたまたま思い出し、開店時間過ぎに店に到着。すると店前の駐車場も余裕で停められた。店内は昔とレイアウトが変わっていてテーブル席が5つ。主人は変わらないが給仕は男女3名も居るし、先客は2人だけなのになぜか相席させられたので、相変わらず時分どきには混み合うのだろう。「並盛り」をお願いした。
程なくして「並盛り」が運ばれた。スープ水面にはチャーシューが4枚とカマボコ3枚、細メンマ、そしてたっぷりの刻みネギ。昔はチャーシューの大きさ(というか厚さ)も有名だったが、時節柄かかなり小さくなった印象(それでも普通のチャーシューよりは厚いが)。しっかり黄色いちぢれ麺を手繰る。張りのある麺に透き通った醤油スープ。スープは濃いめだが昔と印象は変わらない。実際に見たことが無いのでこれが本当にお湯割りかどうか分からない。チャーシューは基本軟らかいが、端の部分もあってちょっと食感も変わっていて良かった。あっという間に手繰り終わり、スープも飲み切れそうだったが自重して箸を置いた。(勘定は¥970)
以前の記事はこちら (1)
中華そば 大石家本店
岐阜県多治見市光ケ丘1-139
( 多治見 たじみ おおいしや 中華そば大石家 湯割り 厚切りチャーシュー 本家 ラーメン チャーシュー麺 のれん分け 支店 あきん亭 )
多治見方面はあまり用事がない上、いつ通りかかっても混雑していたイメージもあって他のお店を優先していました。
以前ハリーさんが紹介されてみえた加納のガーデンが似た感じだと聞いて、たまに利用していましたが、昨年閉店されてしまい残念です。
珍しい例ですが、閉店された関のすっぽんラーメン大和が昼営業に限って再開されたと聞いて嬉しいです。
>いつ通りかかっても混雑していた
いやホント、狭い道に車がいっぱい入ってきていて難儀しましたもんね。今回は
拍子抜けでした。
>大和
病気療養だったみたいですねー。平日昼(多分)に関はなかなかチャンスが無い
ですが、機会があればまたのぞいてみようかな。