ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Tower Of Power / Tower Of Power

2019年04月01日 | ソウル・ファンク・R&B

Tower Of Power / Tower Of Power (1973)

カリフォルニア州オークランド出身のファンク・バンド、タワー・オブ・パワー(Tower Of Power)の3枚目のアルバム。バンド名が冠してあるので、ずっとこの盤がファースト・アルバムだと思っていた。ベスト盤は所有しているが、オリジナル・アルバムを聴くのはこれが初めて。自分が彼らを知った曲「What Is Hip?」が収録されていて商業的にも成功したアルバム。彼らは74年に来日してかまやつひろしや、RCサクセションの「シングル・マン」のレコーディングに参加しているので、このアルバム発表後ということになる。どうしてそんなコラボが実現したのかは知らないが、一線級のバンドが日本のロックの歴史(まだまだ黎明期)に参加していた事実が興味深い。当時、清志郎とメンバーの間にどんなやりとりがあったのだろう(演奏に不満だったというのは本当だろうか…)。

何といってもリズム隊の跳ねるような独特のリズムと、ホーン・セクションの畳みかけるようなアレンジが最高。休むヒマ無しといった感じで次々とフレーズが襲ってくる。メンバーの詳しいことは全然知らないが、ホーン・セクションは全員白人だったっけ。ま、こういうのを聴くと黒も白も関係ないナと思う訳だが。ずっと昔にベスト盤を聴いて自分にとってもドンピシャな感じなのに、今までアルバムを集めなかったのが不思議でしょうがない。今は映像で探すことも出来るが、この頃の彼らのライヴでラッパやリズムの音圧を体験出来たら凄かったろうなァ…。

ブックオフにて購入(¥500)

  • CD  (1999/2/26)
  • Disc : 1
  • Format: CD,
  • Label : Warner Bros / Wea

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