ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

常 @名古屋市北区・尼ケ坂

2020年01月14日 | 名古屋(東区・北区)

ある平日の昼、半日だけオフが取れたので市バスの一日乗車券を使って北区周辺へ。バス亭の名前に馴染みが無いので外の景色を見ながら適当に降りたりして遊ぶ(でも本数が少ない通りもあるので結局沢山歩いた)。昼食に選んだのは、前から入ってみたかった大杉のめし屋「常」。年季の入ったテントに”めし・とん汁”と書かれている通り、棚におかずが並んでいて自分で取るタイプの店だ。店に入るとまだ口開けの時間とあって先客はゼロ。カウンター席が3列あって、そのカウンターの上の棚に値段別に皿に盛られたおかずがスタンバイOK。どのおかずもご飯を食べるために味付けは濃そうな感じだ。入って早々に主人から「ごはんの大きさは?」と尋ねられたが、折角バスで来たので「酒下さい。」とお願いした。「ひやでいい?」と言われたので頷くと、1升瓶の「松竹梅」を皿にのせたガラスコップに注いでくれた。

手に取ったおかずは「煮魚(サバ煮)」と「アゲとうふ」〔ママ〕。どちらも100円だ。息遣いの苦しそうな主人がレンジで温め直してくれた。濃いサバをつまんでコップ酒をグイッとやる(昼間は尚更ウメー)。「アゲとうふ」は揚げ出し豆腐の餡かけといったところ。これもつまみにはいいなァ。コップが空になったところで女将さんに「めし(小)」と「とん汁」をお願いした。陶器の碗に注がれた「とん汁」は合わせ味噌。豚バラ肉がたっぷりと入っていて旨い旨い。量もしっかりあって体が暖まる。この日は今シーズン珍しく空気の冷たい日だったので滲みるように旨かった。(勘定は¥850)

 

 


 

↓ 橦木町の「文化のみち橦木館(旧・井元為三郎邸)」(大正15年・1926・建造)以前に訪問済みなので、中には入らず表からだけ眺めた。

 

↓ そして国の登録有形文化財に指定されている「文化のみち二葉館(旧・川上貞奴邸)」(大正9年・1920・建造)。 

 


 

めし とん汁 常

愛知県名古屋市北区大杉3-10-11

 

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