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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

After The Gold Rush / Neil Young

2020年11月22日 | クラシック・ロック

After The Gold Rush / Neil Young (1970)

数多いニール・ヤング(Neil Young)のディスコグラフィーの中でも外すことの出来ない1970年に発売された傑作「After The Gold Rush」。ソロ名義としては3作目に当たる。最近ニール・ヤングのCDを集め始めたのだが、この作品はCDとしては持っていなかったのと、一連のアーカイヴ・シリーズ"NYA(The Neil Young Archives)"でのリマスター盤ということでつい買ってしまった。現在ニール・ヤングはアーカイヴ作業にもとても熱心で、ハイレゾなどの高音質で過去作品を発表したり、未発表音源をこれでもかと放出している。音質にもニール自身がとても気を遣っているようで、このCDのプラケースに貼られた宣伝シールにもオリジナル・アナログ・マスター・テープからのリマスターの表記の後に、”Because Sound Matters”と記述がある。多分ニールの本音なんじゃないだろうか。故ルー・リード(Lou Reed)も生前そういう気質だった。

アルバムは唐突に牧歌的なサウンドの「Tell Me Why」で始まるので拍子抜けするところもあるが、当然の如く名曲揃い。特にピアノの弾き語りでのニールの歌声がグッと胸に刺さる。決して美声ではないしクセのある声なので以前はあまり好みでなかったが、最近はこの歌声にどっぷりハマってしまった。「Southern Man」などでは後のライヴでは更に長尺になってギターを弾きまくるハードな展開も既にこのアルバム上で出来上がっている。こうして久しぶりに聴いてみると、自分はA面(←古い)ばっかり聴いていたんだナ。

ブックオフにて購入(¥500)

  • Label : Reprise / Wea
  • ASIN : B000002KD9
  • Disc : 1

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