大混雑の長浜市・黒壁スクエア近辺を嫁と散策。和菓子を買って帰ろうと寄ったのは創業天保年間という歴史のある「親玉本店」。こちらの店の前の細い路地もマルシェ(市場)開催とあってテントが立ち並び、立ち止まれない程の人出。逃げ込むように店に入った。購入するのはもちろん「親玉饅頭」。紅白で作られた薄皮の饅頭。面白い名前の由来は、味、風味が「饅頭の親玉なり」と評されて名付けられたのだとか。味が変わらないだろうことは承知で紅白それぞれ購入。もうひとつは名前を失念したが栗を使った饅頭。
家に帰ってから抹茶を点てていただく。「親玉饅頭」は餡がうっすらと透けて見える位の薄皮。滑らかな口当たりのこし餡が入っていて甘さはやや控えめ。酒元種だが”らしい”香りがもっとあると思っていたがかなり控えめな感じ。シンプルだが旨い。酒饅頭でもバランスひとつで違うものだ。もうひとつは羽二重餅(求肥)に白餡が詰められた菓子。中にやや硬めに歯応えを残した栗が一粒入っている。軟らかめの皮と硬めの栗のコントラストが楽しい。(勘定失念)
↓ 長浜駅の南にある「長浜鉄道スクエア(旧・長浜駅舎)」(明治15年・1882・建造)◇。現存する最古の鉄道駅舎だそうで、綺麗に整備され展示公開されている。前回訪問時は時間切れで中を見学出来なかったので入ってみた。中の展示はいまひとつだったが、前庭に並べられた旧北陸本線のトンネルに掲げられていた扁額(石額)の数々が素敵。
親玉本店
滋賀県長浜市元浜町22-33
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