ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Lizard / King Crimson

2023年01月08日 | プログレッシヴ・ロック

Lizard / King Crimson (1970)

キング・クリムゾン(King Crimson)のサード・アルバム。ファーストにして代表作の「In the Court of the Crimson King」後、ピート・シンフィールド(Peter Sinfield)以外のオリジナル・メンバーが脱退。その後、その元メンバーも加わってセカンド「In the Wake of Poseidon」が制作、発売された。そして1970年に、現在は復帰しているメンバーのメル・コリンズ(Mel Collins)を含む3人を新メンバーとして迎え、多彩なゲストも加わって制作された。ゲストの中にはイエス(Yes)のジョン・アンダーソン(Jon Anderson)の名も。ただし加わった新メンバーもアルバム発売後のツアー・リハーサル中に脱退したとのこと。ゴタゴタが多いなァ。

前2作と同様にメロトロンやアナログ・シンセサイザーが使われた楽曲は荘厳で、管楽器が奏でる音がしっくりとハマって大活躍。B面は(ここでは05「Lizard」)は23分もの尺の組曲な為、歌詞の理解無くしてはなかなか馴染み辛く、いわゆる分かり易いポップ曲が無いので後追いで聴いている自分にとっては記憶に残り辛い内容ではある。ただ長くライヴでも披露されていなかった収録曲も2016年以降演奏されたので、このアルバムに対する愛着がロバート翁(Robert Fripp)にはしっかりあったのだろう。

ネットショップにて購入(¥870)

  • Label‏ : ‎ ヴァージン・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B005IFEYFO
  • Disc‏ : ‎ 1

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