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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

紀ノ川 @名古屋市東区・代官町 (※閉店)

2017年12月08日 | 名古屋(東区・北区)

最近でこそ焼きそば専門店を謳う店がいくつか出てきたが、兼駄菓子屋みたいな古くからの店を除くと名古屋ではさほど多くない気がする。そんなうちの1軒が代官町にある「紀ノ川」。店を始めて10年にもなるという。なかなかチャンスが無かったが、たまたま近くに居たので暖簾が掛かっているのを確かめて中に入ってみた。店内は居酒屋風の造りで、稼働しているのはカウンター席のみの様子。席間は狭く、そのうちの1つに座らせてもらう。店を賄っているのは女将1人。品書きを眺めるとお好み焼き各種と焼そば各種が並んでいる。ホルモンが入ったようなものも美味そうだったが、初訪なので「ブタ」を注文。麺は極太麺と細麺が選べるとのことなので極太麺でお願いした。「島唐辛子でピリ辛にも出来ますが」と言われたが”普通”でお願いした。品書きでは分かりにくかったが玉子焼のせは別途のようなのであわてて「もみじ卵」を追加してもらう。

最初は少なかった客も次々と後から入ってきた。自分のような「フリ」の客の他に常連らしき客も何人か。調理は1人でも滞ることなくすんなりと「ブタ・もみじ卵・極太麺」が登場。上から花鰹、青海苔が振られていて、刻み紅生姜が添えられている。こういう店には珍しい極太麺は全粒粉を使用しているそうで、わざわざ特注し大阪から取り寄せて仕込んでいるのだとか。もっちりとした食感の旨い麺だ。調理を見ていたがソースは何種類かをブレンドして使っているのかな。豚バラ肉の量は多く、その脂だろうか、しっかりとソースと共に麺に絡んでいて風味も良い。乗り物がなかったらビールで口中の脂を洗い流したいところ…。途中で玉子の黄身を潰してかき混ぜ、風味を変えていただく。それもまた良し。平日はランチもあるようだし、夜はつまみもあるみたいなので、何品か焼いてもらってビールをいただき、焼そばで締める、なんてやってみたいナ。(勘定は¥1,000程)

 


 

↓ 「歩こう!文化のみち」第2弾。徳川町の名古屋陶磁器会館(旧・名古屋陶磁器貿易商工同業組合事務所)」(昭和7年・1932・建造)。中では戦後の占領下(Made In Occupied Japan)の輸出陶磁器販売もやっていた。チープだがなかなかお洒落なものだ。建物は登録有形文化財に指定されている。

 

 

 

 

 


 

紀ノ川

愛知県名古屋市東区代官町32-11

 

( 名古屋 なごや だいかんちょう きのかわ 紀の川 焼そば 焼きそば やきそば お好み焼 お好焼 居酒屋 テイクアウト 近代建築 国登録有形文化財 )


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