今回の大阪短期滞在では梅田に宿を取った。ホテルにチェックインする前に訪れたのは阪急百貨店の裏路地にある「大栄食堂」。創業は戦後すぐとのこと。自分でおかずをショーケースから取るタイプの食堂だが、こちらのガラス・ショーケースは道路側からも見えるようになっているのが面白い。暖簾をくぐって店に入るといくつかの小さいテーブルに丸いスツール。階段があるから2階もあるようだ。昼の遅い時間とあって先客は1名のみ。女性店員に「清酒」をひや(常温)でお願いして、ショーケースを覗いた。選んだのは「ダシマキ」と「大根の煮物」。どちらもラップがかかっている。その間に1升瓶からビール・グラスに注がれていた(銘柄は見逃した)。
まずは酒を口から迎えにいって、おかずは敢えて温め直さず、そのままいただく。「ダシマキ」には淡い赤色の紅生姜が添えてある。うちでもなぜか昔から玉子焼には必ず添えるんだよな、紅生姜。「大根の煮物」はいんげんの飾り付き。しっかり味が滲みていていい感じ。こちら定食も、単品のおかずも豊富。昼から夜まで通し営業だし使い勝手いいだろうなァ。BGMのラジオが流れる店内でまったり。腰を落ち着けてしまいそうになったが(笑)、切りをつけて勘定してもらった。次に機会があったら「鯖きずし」「牛すじどて焼き」「豚汁」なんかをいただこうっと。(勘定は¥770)
大栄食堂
大阪市北区角田町6-10
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