愛知県一宮市の戦前創業という「大阪屋本店」を再訪。店に入るとまだ先客は無し。カウンター席に腰掛け、壁に貼られた品書きと卓上の品書きを眺める。もちろん”ウチのかあちゃんの味と意地”の文言は健在。迷った末に女将さんに「焼きそば(目玉焼き付)」をお願いした。まずは麺茹でから調理が始まる。女将さんが一升瓶からソースをあけていた。オレンジ色に日の丸のラベル。業務用なのか後から調べても銘柄が分からなかったがどこのソースだろう。茹でられた麺は水にさらされ、豚肉、キャベツ、人参と共にフライパンで炒められる。ソースはたっぷり。魔法の粉も少しかけられた様子。出来上がり後にも追いソース。
コンロで熱せられていた鉄板(ステーキ皿)の上に盛られて供された。上には紅生姜。目玉焼きは焼きそばの上ではなく横に。香ばしい湯気が立ちあがっている。早速手繰ってみると意外やソース味はさっぱりしていて濃過ぎず、いい塩梅。麺が鉄板に触れている部分には少しカリッとしたところも出来ている。目玉焼きは鉄板の上で固まりつつあったので、箸で割って麺と一緒にすすった。旨い。あっという間に平らげて勘定してもらう。以前は気が付かなかったが、壁に貼られた品書きからいくと「カツ丼」や「カツカレー」もあるようだ。次はそれらにしてみようかな。(勘定は¥630)
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喫茶・食事 大阪屋本店
愛知県一宮市大江3-12-20
( 一宮 いちのみや 大阪屋 おおさかや おおさかやほんてん 喫茶 カフェ 食堂 大衆食堂 麺類食堂 ラーメン 老舗 定食 洋食 戦前 )
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