Metal Age: The Roots of Metal / Various Artists (1992)
この歳になってからジューダス・プリースト(Judas Priest)を聴き始め、いわゆる”へヴィー・メタル”というジャンルに対しての昔からの先入観が消えつつあるこの頃、ライノから発売されたこんなCDを購入。「Metal Age: The Roots of Metal」と題されて、文字通りへヴィー・メタルの祖と呼ばれてもおかしくない数々のバンドの曲を収録している。気になる内容は以下の通り。
01 Beck, Bogert, Appice - Superstition
02 UFO - Doctor Doctor
03 Johnny Winter - Rock And Roll, Hoochie Koo
04 The Runaways - Cherry Bomb
05 Ten Years After - I'd Love To Change The World
06 Bachman-Turner Overdrive - You Ain't Seen Nothing Yet
07 Robin Trower - Bridge Of Sighs
08 Angel - Cast The First Stone
09 Status Quo - Caroline
10 Cheap Trick - Stiff Competition
11 Wishbone Ash - Queen Of Torture
12 Hawkwind - Silver Machine
13 Blue Öyster Cult - Hot Rails To Hell
14 Spooky Tooth - I Am The Walrus
15 West, Bruce & Laing - Why Dontcha
16 Motörhead - Ace Of Spades
錚々たる面々の有名曲が収録されている。こういうコンピの内容の濃さは流石ライノならでは。へヴィー・メタルの祖は誰かっていうお題は大昔からずっと出されていて、ギターのファズの効いたキンクス(The Kinks)の「You Really Got Me」やストーンズ(The Rolling Stones)の「(I Can't Get No) Satisfaction」だという人も居れば、ビートルズ(The Beatles)の「Helter Skelter」という人、いやいやそりゃツェッペリン(Led Zeppelin)だろっていう人、クリーム(Cream)やジェフ・ベック・グループ(Jeff Beck Group)だという人も居て、不毛な議論になりがち。そもそもハード・ロックとの境だってほぼ無いので、聴いている人の感覚というか気持ち次第。自分だってここに収録されている曲の半分以上は何らかの形で所有しているか聴いたことがあるが、当然へヴィー・メタル(あるいはその始祖)と認識して聴いたことは無い。なのでここに収録された曲群も全て正解だし、全て不正解なんだろう。でもどの曲も文句なしにカッコイイ。
中古店にて購入(¥550)
- CD (1992)
- Disc : 1
- Format: CD, Import
- Label : Rhino/Wea
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