ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Déjà Vu / Crosby, Stills, Nash & Young

2021年12月20日 | クラシック・ロック

Deja Vu / Crosby, Stills, Nash & Young (1970)

1970年に発表されたクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(Crosby, Stills, Nash & Young )の名盤。自分が若い頃に買った”ロックの名盤”なんて本にもこれが記載されていたなァ。それでもこの地味なアルバム・カヴァーや、この辺りのアメリカン・ロックに疎かったこともあってずっと買わずに今まで。最近ニール・ヤング(Neil Young)にハマってしまったので、そういえばと購入。プロデュースは4人のメンバー全員が担当。というより、05の「Woodstock」以外はそれぞれが個別にセッションを行って持ち寄るというやり方だったらしい。調べてみると、メンバー間のエゴが強くて仲が悪かったエピソードしか出てこない(苦笑)。それでも名盤が出来上がるのだからアーティストっのエゴって必要悪なのかも。

流麗なコーラスが彼らの真骨頂。アルバムもそんなコーラスから始まる。そしてエレクトリック・パートへ。それぞれがメイン・ヴォーカルを担当しているし、制作時の実情を知ってしまっているので、曲毎の雰囲気の違いをどうしても意識してしまうが、カントリー・ミュージックの影響を受けたアーシーなタッチが聴きどころ。ある意味前身とも言えるバッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield)の音楽性も継承されている。まさにそんな所が若い頃の自分にはしっくりこなかったが、だんだん沁みてくるようになったのが不思議。聴いていると、どうしてニールを入れることになったのかはよく分からない。スティーヴン(Stephen Stills)との愛憎はバッファロー・スプリングフィールドの頃からあったはずだし。そんな彼ら4人の組み合わせが気になったのでライヴ・アルバム「4way street」を買ってみようかな。

中古店にて購入(¥480)

  • Label ‏ : ‎ Atlantic
  • ASIN ‏ : ‎ B000002J0L
  • Disc‏ : ‎ 1

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