ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Guitar Speak 3 / Various Artists

2018年12月02日 | クラシック・ロック

Guitar Speak 3 / Various Artists (1991)

「Guitar Speak」と題され、一流ギタリストのインスト曲ばかりを集めた編集盤の第3弾。ネットで見つけて調べてみるとこれが凄い面々。あわてて第1弾と第2弾を調べてみるも、そちらではこの盤ほどの数は自分がそそられるアーティストの名前は無かった。強いて言えば第1弾はドアーズ(The Doors)のロビー・クリーガー(Robby Krieger)の名前もあったりしてちょっと気になるが、よく知らないアーティストも、たぶんそれぞれのジャンルというか括りでは凄い面々なんだろう。にしても第3弾でこの人達ってなかなか大したものだ。その収録アーティストと曲はこちら(カッコ内は主な在籍バンド)。

01 Nils Lofgren (Bruce Springsteen) - Crystal Ball
02 Steve Hackett (Genesis) - A Life In Movies
03 Tom Verlaine (Television) - The 62
04 Bob Mould (Hüsker Dü) - No Water In Hell
05 Adrian Belew (King Crimson, David Bowie, Talking Heads) - Still Life With A Dobro
06 Gary Myrick (Havana 3 A.M.)  - That Boy's Evil
07 Mick Taylor (John Mayall & The Bluesbreakers, The Rolling Stones) - Red Shoes
08 Dominic Miller (Sting) - Otis
09 Robert Fripp And The League Of Crafty Guitarists (King Crimson) - Eye Of The Needle
10 Steve Morse (Deep Purple) - Morning Rush Hour

ライナーもしっかり読んでいないので、これがどんな企画で集められた物なのかも定かではないし、収録曲もこの企画の為のオリジナル曲なのかどうかも知らないが、えらく幅のあるミュージシャン達。自分が気になるのは01ニルス・ロフグレン、03トム・ヴァーライン、05エイドリアン・ブリュー、07ミック・テイラー、09ロバート・フリップ、といったところだが、それぞれが何となく雰囲気が納得出来るような色の作品で演奏している(名前を見てから聴いているから当たり前)。インストなのでちょっと印象に残り難いのは仕方がないが、流して聴くと悪くない。同じギターを使っていても(フェンダーのストラトキャスターが多い)エフェクターは抜きにして、完成したそれぞれの音が全然違うのはやはり面白い。どのアーティストもっていう訳ではないが、そこはかとなくスパニッシュ・ギターのような奏法が垣間見えるのは腕の覚えのあるギタリストにとってやはりそういう文化的な影響力が結構強いのだろうか。 

オークションにて購入(¥267)

  • CD (1991/9/10)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Capitol

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天ぷら小野 @名古屋市東区... | トップ | モリタ @岐阜県多治見市 »

コメントを投稿

クラシック・ロック」カテゴリの最新記事