ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

喫茶オランダ @大阪市浪速区・日本橋

2022年09月19日 | 大阪府

大阪短期滞在。ある日の朝のコーヒーは泊まったホテルから遠くない「喫茶オランダ」。自分は宿泊先のホテルでは朝食は摂らず、早朝営業している町の喫茶店などで摂ることがほとんど。こちらも調べておいた店で、ホテルから徒歩で数分の近さ。路地にある店は間口が狭い。外看板には排気筒で少し隠れてしまっているが”純喫茶”の文字も。中に入ると小さいテーブルが7つ程並ぶこじんまりと落ち着いた空間。年季の入ったテーブルや椅子は角が丸くなっている。創業は昭和24年(1949)だとか。2代目だという主人と奥様でやっていらっしゃるようだ。メニューに「モーニングサービス・売切れ次第終了」とある。内容は”+ミニサンド+果物”。「自家焙煎オリジナルスペシャルブレンドコーヒー」をホットでお願いした。

しばらくして洒落たカップとソーサーでコーヒーが運ばれた。スプーンやフォークも飾りが付いていて素敵。苦味と酸味がしっかりと感じられるコーヒーの味。大阪で飲むコーヒーはこういう傾向が強い気がするけどどうだろう。ミルクの入れ物も脚が付いていて可愛らしい。普段ミルクは入れないが、つい少し垂らしたくなる。ひと口サイズのスイカも付いていた。”ミニサンド”は付いていなかったが、言わないとモーニング・サービスにならないのか、それとも売り切れていたのか。ま、どのみち特に腹は減っていないので無くても構わない。朝の旨いコーヒーで充分。あちこちに貼ってあるこの店が取り上げられた新聞記事や雑誌の切り抜きを眺めながらいただく。最後にスイカをいただいて勘定してもらった。(勘定は¥380)

 

 


 

↓ 早朝の黒門市場はうどん屋が1軒開いているのみ。市場の入口近くにある「大阪日本橋キリスト教会(旧・日本自由メソヂスト教団第一教会)」(大正14年・1925・建造)。すっきりとした外観と配色で女性的な感じのする建物。中はどんなだろう。表しか見なかったが裏手にも回って見てみるんだった。

 

 

↓ 同じ通り沿いにある「酒井精肉店・日本橋店(旧・山本政商店)」(戦前建築・詳細不明)。入口付近にカラーコーンが置いてあるので現在は使われていないようだがどうだろう。元々は履物問屋の建物だったらしい。戦前の建物らしいが壁面はサイディングで囲われている。その上に茂った蔦がほぼ全面を覆って異様な姿に。

 

 


 

 

喫茶オランダ

大阪府大阪市浪速区難波中2-1-5

 

( 大阪 おおさか 日本橋 にっぽんばし 難波 なんば 喫茶店 純喫茶 珈琲 モーニング モーニングサービス 近代建築 )


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