ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Past Masters Volume One, Volume Two / The Beatles

2016年05月04日 | クラシック・ロック

 

Past Masters Volume One, Volume Two / The Beatles (1988)

まだ幼気な小学生だった頃、家にあったビートルズ(The Beatles)関係のレコードは、赤盤・青盤のクリア・ヴィニールと、編集盤(「Love Songs」だったか)と、ポール(Paul McCartney)のソロ多数と、ジョン(John Lennon)のソロ数枚と、ジョージ(George Harrison)のソロ1枚だったと記憶している。これらはすべて長姉、長兄が所有していたもの。それでも他のオリジナル・アルバムを聴いた覚えもちゃんとあるので、カセット・テープや貸しレコード(そんな物があったんです)を録音したものがあったはず。これでも他の同時代の小学生よりはビートルズの曲を知っていたし、洋楽に興味があったので、アルバム単位では捉えずに聴いていた。その後、80年代になる頃には自身でレコードを買うようになったが、ボウイ(David Bowie)やポリス(The Police)などのニューウェーヴ系が多く、すぐにストーンズ(The Rolling Stones)にハマるようになるので、ビートルズはほとんど上っ面しか知らないことになる。

その後はもっぱらストーンズとの関係で、ミック(Mick Jagger)がテレビ放映に参加した「All You Need Is Love」(キースもとされるが何故かこのレコーディングに関してはあまり詳しく語られない)、参加が噂される「Baby,You're A Rich Man」とか、ブライアン(Brian Jones)が参加した、このアルバムに収録の「You Know My Name」、それにストーンズが68年に収録したTVスペシャル「ロックンロール・サーカス」で、キース(Keith Richards)がジョンと共演した「Yer Blues」収録の通称「ホワイト・アルバム」、唯一自分で買った「サージェント・ペパーズ~」などを聴いたぐらいで、聴くというよりは「研究」といった按配。

それでもさすがビートルズ、折にふれて各アルバムを聴く機会があり、初期を除くほとんどのアルバムは、最近の編集ものを含めて何らかの形で所有している。1988年発売当時、この編集盤がファンにとってどのくらいインパクトのあるものだったか知らないが、シングルA、B面を中心としてコンパイルされた内容は充実してなかなかのものだと思う。収録曲のレア度(当時)もよく知らないが、現在ではリマスターされ、ステレオ/モノのヴァージョン違いなど、収録曲の色々な違いがあるようだ。 こうして聴いているとやはり自分は中~後期の曲、しかもポールが中心になって作る曲が好きなんだなと分かる。

ブックオフにて購入(各¥108)

  • CD (1991/7/20)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Capitol

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