ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Live In Chicago / King Crimson

2023年11月19日 | プログレッシヴ・ロック

Live In Chicago / King Crimson (2017)

2017年に発売されたキング・クリムゾン(King Crimson)のライヴ盤。タイトルは「Live in Chicago, June 28, 2017」と表記されることも。2017年のアメリカ・ツアーの音源で、会場はChicago Theatre。バンドは故ビル・リーフリン(Bill Rieflin)を含む8人体制。リーフリンは一時体調不良で離脱していたので復帰という形。最初はドラムス4人とアナウンスされていたようだが、結局リーフリンはキーボードを担当。2015年発売の「Live At The Live at the Orpheum」から最終形の2021年(※2023年現在)まで続くトリプル・ドラムが採用されている。

恒例のオーケストラの音合わせ的な音声が流れ、ガムランっぽいイントロから「Larks’ Tongues In Aspic: Part One」が始まる。これが公演そのままの曲順だったのかどうかは知らないが、緊張感あふれる素晴らしい演奏。他のセット・リストもそれまで演奏していなかったような初期の曲が多く、ヴォーカルがジャッコ(Jakko Jakszyk)になって色々と新しい試みが出来るようになったのかも。フリップ翁(Robert Fripp)を含むメンバーもこの時の演奏のクオリティが高かったことを認めているコメントを残している。確かに特有のクールさは維持しながらもかなり熱い演奏で、最初から最後まで痺れる非の打ち所がない演奏をたっぷり2時間半聴くことが出来る。古い曲も高度な演奏でリメイクされるのだから初期からのファンも大満足だったろう。

ネットショップにて購入(¥1,164)

  • Label ‏ : ‎ Dgm
  • ASIN ‏ : ‎ B07598Z79Z
  • Disc ‏ : ‎ 2
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高松家 @岐阜県岐阜市 (2)

2023年11月19日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の鮎鮨街道沿いにある讃岐うどんの店「高松家」へ。この日は特に用事の無い祝日。祝日は店が営業しているかどうか分からないのでなかなか難しい。この日はバスで近くまで来て、のんびりと付近を散策していたら道路側の麺打ち場で主人が麺打ちの最中。ちょうど暖簾が出るところだった。こりゃタイミングがいいやと口開けで中へ。まだ準備が整っていない店内の民芸調の長卓に腰掛けた。せっかくなので(何が?)「日本酒」を。品書きの単品の所に「天ぷらだしかけ」とあったので「いなり一ヶ」と共にお願いした。

酒は銘柄不明だがだるま瓶に入ったもの。ガラスコップでいただく。先に供された「いなり」は刻んだ漬物が酢飯にびっしりとのせられている。薄味だが酒肴としてもいい感じ。この辺りで後客がぞくぞくと入ってきたので店名を冠した「高松家うどん」を”冷たいの”でお願いしておいた。12分程かかるとのこと。しばらくして運ばれた「天ぷらだしかけ」はちゃんと海老天だった。淡い色のすっきりとしたつゆに浸かっている所謂「抜き」で、海老天はまるで「伊藤天ぷら店」を思わせるフォルムと衣。つゆは熱々で刻みネギが散らしてあり、優しい口当たり。旨いし値打ちだなァ。つゆを吸った衣も酒にぴったり。出汁を啜りつつ酒も啜る。

そして酒が無くなった頃「高松家うどん」が登場。いびつな形の碗に盛られていて、どんこ(椎茸)、茹で小海老、かまぼこ、海苔、揚げ、茹で玉子半分と多彩な具材がのっている。つゆは濃いめで量は少ない所謂”ころうどん”。縁にはわさびが添えてある。箸で手繰ってうどんをすする。不揃いでブルンブルンの食感の剛麺。さすがに旨いうどん。しっかり味の滲みたどんこもいい感じ。どんこや小海老でもう1合呑もうかと邪念がよぎったが、混んできたので大人しく平らげて勘定してもらった。(勘定は¥1,850)

以前の記事はこちら (1

 

讃岐うどん 高松家

岐阜県岐阜市白木町22

 

( 岐阜 ぎふ たかまつや 高松家手打うどん店 手打ちうどん 手打うどん さぬきうどん 鮎鮨街道 御鮨街道 ころうどん 香露うどん 稲荷寿司 天つま ぬき ) 

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