ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Supercollider : An Anthology 2010-2014 / Stick Men

2023年11月13日 | プログレッシヴ・ロック

Supercollider : An Anthology 2010-2014 / Stick Men (2014)

キング・クリムゾン(King Crimson)経由で知って、大阪での来日公演にまで行ってしまったスーパー・バカテク・バンド、スティック・メン(Stick Men)。そのコンピ盤が出ていると知って買ってみた。にしても2010-2014ってたったの4年間で”アンソロジー”とは大げさな(笑)。2枚組で、1枚目はライヴを含むベスト、2枚目は2013年のアメリカ・ツアーで録音されたライヴ・インプロヴィゼーション集。メンバーはトニー・レヴィン(Tony Levin)、パット・マステロット(Pat Mastelotto)、マーカス・ルーター(Markus Reuter)と現在も変わっていないラインナップ。

音的にはシンセも使用してポップさも持ち合わせているが正当なクリムゾンの系譜。”Nuovo Metal”を標榜した後の音が近いかな。ま、後年のクリムゾンの鍵を握っていた2人のバンドだからそうなるのもむべなるかな。ヴォーカルは主にトニーだが人柄通り優しい感じでハードなシャウトがあるような歌い方ではない。それより何しろフロントの2人がチャップマン・スティックやタッチ・ギター(←区別はあるのかな?)を抱えているという異様な3ピース。どうしたってそちらの音が前に出てくる。音だけ聴いているとその異様さが伝わってこないのが残念。"Unleashed"と名付けられた2枚目はずっとインプロヴィゼーションなので単体でずっと聴くのはちょっと辛いが、これぞという彼らの精密と混沌が同居する音世界を堪能出来る。

ネットショップにて購入(¥980)

  • Label ‏ : ‎ Stickmen
  • ASIN ‏ : ‎ B00MQVSFLM
  • Disc ‏ : ‎ 2
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大脇屋 @愛知県一宮市 (3)

2023年11月13日 | 愛知県(尾張)

 

久しぶりに愛知県一宮市の食堂「大脇屋」へ。バイクを店横に停め、暖簾をくぐる。営業開始して間もない時間だったが、既に先客が1人。土間のテーブル席に腰掛けて壁に貼られた品書きを眺めて吟味。「カツ丼」と迷ったが、気分で「天丼」にしてみることに。給仕の女将さんに告げた。調理場では”一日一麺”と書かれたTシャツを着た老主人が立ち働いていて、2人で調理が始まる。どういう分担か、天ぷらを揚げるのは女将さんのようだ。

しばらくして盆にのって運ばれた「天丼」は、丼に海老天が2尾。これに中華スープと漬物が付く。海老天の海老は小さくて細いが、衣は羽根を拡げてなかなか立派(笑)。上手に衣を付けるもんだなァ。天ぷらはかなり濃くて甘辛いたれをくぐってご飯にのせられている。東京風の天丼とも違って、たれはまるで鰻丼で使うたれのように甘いもの。ちょっと自分の好みとは違うし、たれがご飯の下に溜まるくらいなので多いが、ご飯を食べさせる力は充分。熱々のうちに綺麗に平らげてお茶をいただいた。ここは酒もビールもある。自分の家の近くに大衆食堂は無いが、(酒のある)大衆食堂近くの人って本当に羨ましいなァ。(勘定は¥770)

以前の記事はこちら (1)(2

 

うどん・丼物 大脇屋 (大脇屋本店)

愛知県一宮市新生3-16-12

 

( 一宮 いちのみや おおわきや 大衆食堂 麺類食堂 食堂 丼物 天丼 てんどん 天麩羅 てんぷら 天婦羅 )

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