ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Performing This Week...Live At Ronnie Scott's (DVD) / Jeff Beck

2020年09月29日 | DVD

Performing This Week...Live At Ronnie Scott's (DVD) / Jeff Beck (2008)

ジェフ・ベック(Jeff Beck)が2008年にRonnie Scott's Jazz Clubで演ったライヴの映像版。以前にCDは購入しているし、衛星放送を録画したものも持っているのだが、自分はこのライヴが好きなのだろう、ちゃんとした物で観てみたいと改めて購入。小さなクラブでのジェフの正確無比なギター・プレイと繊細なフィンガー・ピッキングを存分に楽しむことが出来る。ベースは当時若干22歳のタル・ウィルケンフェルド(Tal Wilkenfield)。屈託のないニコニコ笑顔で凄いプレイを披露し、それをジェフが心底愛おしく感じている表情が読み取れて、やはりCDよりも何倍も楽しめる。メンバー間のアイコンタクトで演奏が組み立てられていく様が興味深い。

録画していた映像はいつも流し見ばかりしていたので客席にロバート・プラント(Robert Plant)やジミー・ペイジ(Jimmy Page)を始めとして豪華な観客が居たなんて今まで全然気が付かなかった。他にもブライアン・メイ(Brian May)、トニー・アイオミ(Toni Iommi)、ジョン・ボン・ジョヴィ(John Bon Jovi)も居たそうだ。

自分の所有しているCDではオミットされていたゲスト・プレイヤーとの共演もこちらはしっかりと収録。ジェフに最大級の笑顔で迎えられるエリック・クラプトン(Eric Clapton)を始め、 ジョス・ストーン(Joss Stone)、イモージェン・ヒープ( Imogen Heap)の女性陣が華を添える。にしてもこの小さな会場に、ジェフ、エリック、ジミーというかつて日本で”3大ギタリスト”と呼ばれたヤードバーズ(The Yardbirds)出身のあの3人が揃っているっていうのは凄いなァ。小さい会場でのアット・ホームでありながら、ジェフのサインを見逃すまいと緊張感も感じられる演奏で、こういう作品にしては珍しく何度でも繰り返し観られる内容なので、やはりこの作品は映像版をお勧め。ジェフとしては実は初めてのライヴ映像作品だったというのは意外でちょっと驚いた。尚、現在発売されているブルーレイにはBig Town Playboysとのロカビリー演奏も追加収録されているとのこと。

CD版の記事はこちら

amazonにて購入(¥586)

  • Format : DVD-Video, Import
  • DVD : 2009/3/30
  • Label : Eagle Vision
  • ASIN : B001F9Y254
  • Disc : 1
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