ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Live And Kickin' / Willie Nelson & Friends

2015年03月29日 | カントリー

Live And Kickin' / Willie Nelson & Friends (2003)

2003年に発売された、カントリー・ミュージックの大御所、ウイリー・ネルソン(Willie Nelson)と超のつく豪華なゲスト陣のライヴ共演アルバム。果たして御大と実際に交流があった人達なのかどうかは知らないが、物凄い面子。クラプトン(Eric Clapton)、ポール・サイモン(Paul Simon)、コステロ(Elvis Costello)、ZZトップ(ZZ Top)、レイ・チャールズ(Ray Charles)、そしてエアロスミス(Aerosmith)のスティーヴン・タイラー!(Steven Tyler)らの大物に加え、(あまりよく知らないが)若い女性陣も有名どころで超豪華。

ウイリー・ネルソンは、三つ編みのお下げ髪とバンダナがトレードマークで、自分の中では、どちらかというと当たり障りのないポップなカントリー・ミュージシャンのイメージが強かったが、長い現役生活のなかでは、様々な異ジャンル・アーティストとの共演や、活動があるようで、アメリカのカントリー・ミュージックを語る時には欠かせない重要人物だ。残念ながら個人的にはその作品に対峙した事は無いし、スタンダード曲以外、どれが代表作かも知らない。でもこの作品に限らず、そのリスペクトのされ方がすごいし、ジャンルの壁を越えているので、最近見直している。

このアルバムでの彼自身の歌、演奏は若干埋没気味。元々低い彼のキーを他のアーティストに合わせているのか、ゲストに花を持たせ過ぎているような気も。お祭り企画として捉えれば(実際そうだと思うけど)、仕方がないのだろう。演奏される曲はカントリーはもちろん、ブルース、レゲエ、ジャズ、ハードロック、エスニック、など様々な音楽ジャンルだし、豪華な面子なので充分に楽しめる。こういうお祭りは、やはり映像で見るべきだろうな。

amazonにて購入(¥344)

CD (2003/6/24)

  • Disc: 1
  • Format: CD, Import
  • Label: Lost Highway
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