ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

角丸 @名古屋市東区・久屋大通

2015年03月06日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

創業大正15年(1926)の老舗うどん店「角丸(かどまる)」。名古屋で「味噌煮込み」というと必ず名前が挙がる店。日曜休みなのでなかなか行く事が出来なかったが、珍しく平日に栄近辺に居たので歩いて訪問してみた。商業施設「オアシス21」を過ぎ、テレビ塔を過ぎ、東に入った所の交差点角に店があった。3階建ての大きな建物。でも暖簾をくぐって店に入ると、店のスペースは意外と大きくない。テーブル席が4つ、小上がりが3つ程。そこにぎっしりと満員の客入り。もちろん相席させてもらい、入口近くのテーブル席に腰を下ろした。給仕の女性は4~5人も居て、忙しそうに立ち回っている。客層は老若男女様々。部活動帰りの学生らは「今までに頼んだ事ないの、何かなぁ?」なんて言って通い詰めている様子。中華そばも人気のようだ。もうとっくに2時を過ぎているのに、待っている間にも次々と客が入って来る。すごい人気だなァ。中休みがないっていうのも使いやすいんだろうな。自分がここで注文したのはもちろん品書きの先頭にある「みそ煮込うどん」。「松」という玉子入りのものにしてもらった。みそ煮込みについては、店のHPにも店主の一家言が載っている。

しばらくしてグツグツと煮込まれたみそ煮込うどんが運ばれた。土鍋に蓋は付いておらず、とんすいが付けられている。こちらの麺はみそ煮込みでよく見かける太麺ではなく、細い麺。硬かったり、強いコシがあるものではなく、適度な弾力のあるもの。色は濃いがすっきりとして後味の良いつゆと絡んでとても旨い。注文したのはかしわ(鶏肉)入りではなかったけれど、つゆの中に何切れか発見。その他にも蒲鉾、花麩、葱、揚げなどが入っている。美味しいつゆをそのまま味わいたいので、玉子はレンゲでとんすいの中に入れてから潰した。つゆの見た目は濃いが、口に入れるとさほどでもなく、出汁の加減がとてもいい。最近食べ過ぎなので、ご飯を頼みたくなる気持ちを抑え、飲み干したいつゆに未練を残し、ごちそうさま。(勘定は¥850)

角丸 (かどまる)

愛知県名古屋市東区泉1-18-33

 

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