BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

倉本聰さんがやってきます!

2006年07月14日 | 【大学時代】学外活動
 「森林(もり)を守ろう!山陰ネットワーク会議」(本部は山陰合同銀行内)主催の講演会が、鳥取のホテルニューオオタニにて行われます。

 その講演者が何と、「北の国から」の倉本聰さんなのです!


■題:「森林を守ろう!情熱講演会」
   倉本聰の「北海道で考える」

■主催:「森林を守ろう!山陰ネットワーク会議」
■日程:2006年7月30日
■会場:ホテルニューオオタニ鳥取 鶴の間

 ただし!
 はがきやファックスでの申し込みが必要です。
 山陰合同銀行の本支社に、専用はがきがあるそうです。
 定員は900名。そんなに多くの申し込みは殺到しないだろう、と予想してはいるのですが、どうなるかは分かりません。

ブログの魔力を持ってしても

2006年07月14日 | 雑感散文

 なんだか、晴れているくせに、パラパラと小雨が降ってきましたよ。
 中途半端な天気ですねぇ。いやらしいですよねぇ。
 もっと、男らしく(?)、降ると決めたらどばぁっと豪雨雷鳴轟かせなさいよ!と天を仰いで文句の一つでも二つでも言いたくなりますよね。

 そんなことを言う自分も、中途半端な男でございまして。
 今日のレポートね、やっぱり中途半端な結果に終わっちゃったんだよね。
 予想通りと言いますか、最後は秘伝の枚数稼ぎ技・文字の大きさを1ポイント大きくし、行間をやや広げたのです。その甲斐ありまして、何とか目標の3枚目に届きました。ただし、3枚目の行数は3行でした。いやほんとに。

 ただね、中途半端なのは字数に限らず、内容ですよ。
 もっと、巨大工事のもたらす環境破壊への影響について、真正面から意見を戦わせてもよかったかなぁと思いつつ、しかしそれに答える環境科学の知識は乏しく、さらには単位も欲しいときたら、コリャ、無難にやり過ごすしかないわけでございます。だから結局、何を言いたいレポートなのか分からなくなってしまったという顛末でございます。
 あ、レポートというのは、さっきの記事にも書いていた、「巨大公共事業」についてのお話ですよ。

 このレポートを無事に印刷し終えたのは締切りの15分前でした。
 気を紛らわすために腕立て伏せをやったり、ウチのI先生からの「人の不幸を見るのは楽しいわぁ」攻撃にも耐え、やっとの思いで、印刷を完了させたのです。

 そして刷りたてのザラ紙のレポートを提出するために、農学部棟内にある教授の部屋を探すも…教授の部屋が見当たりません!
 結局1階から4階までを上り下りし、2階の先生の部屋を見つけて、でも先生は不在でしたので扉の下の隙間からレポートをすっと、「提出」したわけでございます。
 まさかね、3年前と同じ、レポートの提出の仕方をするとはね。

 無事に提出をし終え、研究室に戻って…脱力。
 レポートを終えた後、他にもやることがもろもろあり、また、あれをしたいこれをしたいと、目の前に苦痛な義務を抱え込むとそういった色々な、解放後の楽しい活動プランが頭の中で計画されていたのでありますが、全く手付かず。
 よくあるではありませんか。テスト期間中、勉強しながらあぁしたいこうしたいと、テスト期間終了後の遊びのプランなどをお考えになるでしょう。でも、いざテストが終わると、「寝る!」という酷いオチでございます。
 それと今、似たような状況にワタクシは陥っているというわけでございます。

 せっかくの苦痛から開放されたにもかかわらず、この廃人っぷりといったら、全くもってお恥ずかしい限りでございます。自分のやりたいこと、遊びたいことも出来ない状態になってしまったのか!



 それにしても、先ほど必死に書いていたレポートは、カウントしてみると2220字で書かれていました。普段の日記では平気で2000字を越えるときもあるというのに、何これしきのことでベタつく汗をかきながら必死に書いているのでしょうね。
 やはりブログとレポートは、全く持って別々の得体でございました。

 今ようやく、レポートを自分で読み返してみました。提出期限ギリギリだったから、読み返す暇がなかったんですよ。分かるでしょう?
 それで読み返して、結局何が言いたいのかよく分からないというか、まとまりに欠ける文章になっていたことに気付かされます。いや、書いている段階で軽く気付いてはいたんですがね。
 自分が思っていることを、伝え切れていないのです。
 もっとも、自分は何を思っているのか分からないという、根本的で致命的なところも不足しているのでございますよ。こりゃ、しゃーない。

 最後の結論のところでは、本文中に再三述べているようなことを、最後の一押し!というような感じで、また繰り返し述べている、といった具合です。

 「巨大事業を実施することは、その多大なる恩恵を得ることも確かではあるが、当然ながら費用対効果と、さらに工事の安全の確保や環境への影響に対する対策など、マイナスの面での多大なる影響を慎重に検討される必要性がある。」

 だから何!?って、自分でも突っ込んじゃいたくなりますよ。そんなの当たり前だろうって。しかも専門家の教授に対してそんなこと言ったってしょうがないじゃんよ、ってね。
 プロである教授に対して、素人である学生がそのことについて「論ぜよ」といわれても、無理至極でございますよ。到底無理。だからどうすればいいんだ。
 最もこういう類のレポートに、教授陣は新たなる見地や発見、もしくは学界を揺るがしかねない問題提起を期待しているはずは無いですしね、期待されても書けねぇよ。
 しかしですね、この「論ぜよ」という畏怖極まるこの命令形は、学生の理解度を確認する以上に、何かを学生に求めているような、そんなずしりと重みを持った厳格なる意味合いを醸し出しているように思われるのです。
 上のように、学生に対しての期待がないのであれば、この無意味なまでに学生を追い込む「論ぜよ」を用いないで頂きたく思うのです。「思うところを述べよ」や「考察せよ」ぐらいの言葉で取り計らっていただきたいものです。


ブログの魔力を利用

2006年07月14日 | 雑感散文

 最近、ブログの1記事の字数が2000字を越えてきだしております。
 己の文章力を高めようという、就活のトレーニングの一環として、ブログの記事を出来るだけ長く書く、ということをしてきた結果なのかもしれません。
 ただ、長く書く分には困らなくなりましたが、肝心の中身については…。
 まだまだ、修行が足りませんね。

 ところで今、困ったことに、今日が締切りのレポートが、いまだに進んでいなかったりするのです。
 日記だったら、軽く2000字は行くのにな…。
 そうだ、だったらこのレポートのお題を、今日の日記のネタにして書けばいいんだ!と、そう思い立ったのでございます。

 以下、レポートを組み立てている、ユースイさんとゆうすいさんの会話でございます。

 面白く無いから読まないほうが身の為よ。



        


ユ)今回のレポートの課題は、
 「巨大プロジェクトのメリットとデメリット」
 を論ぜよということですがね。

ゆ)巨大プロジェクトというと、
 巨大な公共事業などの
 事だよなぁ。
  デメリットはなんといっても、
 「税金の無駄遣い」じゃないんか?

ユ)教授が土木の先生ですからね、
 そんなことを書いたら
 絶対に落とされますねぇ。

ゆ)じゃぁなんだい、
 公共工事をヨイショしろってのかい。

ユ)別にヨイショしろって事では無いでしょう。
  公共工事にも、意味があって
 行われているんですから、当然。

ゆ)今の日本では、
 「ダムは無駄」というくらい、
 ダムが嫌われているようだけど、
 そこにも意味なんてのはあるんかい?

ユ)一部のダムはそうかもしれませんがね。
  しかし東京ように
 人工が過密したようなところでは、
 どうしてもダムのようなインフラを
 整備しないと、
 水の供給が出来ませんからね。

ゆ)でっかいダムを作る理由ってのは、
 水の供給量に合わせて、
 でっかくしているって事かい。

ユ)大きなダムを作らないと間に合わない、
 ということもあるでしょうね。
  それに、大きなダムを1基作れば、
 他に細かなダムをいくつも作るような
 事をしなくて済みそうですしね。
  それならば、環境への影響も
 最小限で済ませられるかもしれません。

ゆ)でもでっかくした分、
 予算も莫大だろう。

ユ)その辺りの、
 費用対効果のバランスが
 難しくなってくるでしょうね。
  貯水量とダム建設費は、
 お互い比例していなさそうですものね。

ゆ)貯水量を増やせば増やすほど、
 それ以上にコンクリートを強度に、
 厚くしていかないといけないだろうしなぁ。
  なんたって揚圧力が馬鹿にならんからなぁ。
 小さいダムなら、
 そう気にすることもなかったろうのに。

ユ)揚圧力つまりダム底の岩盤に
 水が浸透して、ダムを地面から
 押し上げてぶっ壊す奴ですね。
  それを防ぐために、
 岩盤の亀裂にセメントを注入する作業
 (セメントミルク注入)が行われているんです。

ゆ)手間だなぁ。

ユ)この工法が確立したのが
 1930年代のアメリカですけど、
 当時のアイダホ州の巨大ダムは、
 この揚圧力への対策が無いまま、
 巨大なダムを作ってしまったために、
 ダムが決壊して大災害が起きてしまったんです。
  いまでも、その決壊したダムと
 荒廃した山が、
 手付かずのまま残されていますよ。

ゆ)何でそんなダムを
 作ろうとしたのかねぇ。

ユ)一番の理由は、治水ですよ。
  そのダムを作る前は、
 度々洪水などの災害に
 見舞われていたからのようですよ。

ゆ)人間の生活環境を快適にするために、
 そういう巨大プロジェクトを進めていて、
 結局自然の猛威にぶっ壊される、と。
  むしろ、余計被害を大きくしているような
 気がするのだがなぁ。

ユ)それを食い止めるためにも、
 科学技術を進化させてきたわけですよ。
  例えばRCD工法と呼ばれる、
 セメントを19度以下の一定温度に保って
 冷やすことによって、
 ダム製造後のひび割れ等を防ぐ
 技術も確立されていますしね。

ゆ)科学技術が進んだんだから、
 安心しろってか。

ユ)安心してもらうために、
 科学技術を発達させてきたのでしょうが。
  また、製造時の技術ばかりでなく、
 メンテナンス等の技術やその徹底も、
 今日の巨大プロジェクトを支えているんですよ。

ゆ)メンテナンスね。
  そのメンテナンスに、
 かなり莫大な時間と予算がつぎ込まれて大変だ。

ユ)製造後の管理の難しさも、
 巨大プロジェクトのデメリットのうちに
 入れることが出来そうですね。

ゆ)じゃぁなんだ、
 デメリットは、とにかく金がかかるとでも
 書いておけばいいのか。

ユ)莫大な予算がかかるということですね。
 あと、工期も長くなるし、メンテナンスも
 非常に困難で、重要なものになってくることですね。
  高度な科学技術が必要不可欠になってくること、
 つまり困難で危険な工事が伴うことも、
 デメリットなのかもしれません。

ゆ)デメリットばかりだな。

ユ)前にも申したとおり、
 水の供給や治水には必要不可欠です。
  水の供給の場合、いくつものダムを作るよりも
 効率的に確保が出来るともいえます。
  今回はダムの話ばかりでしたけれども、
 巨大プロジェクトは何も
 ダムばかりではありませんよ。
  運河や海底トンネル、人工島なども
 挙げられるでしょう。

ゆ)それらは全部、交通に関係する
 インフラだなぁ。
  大きなものを作れば、
 それだけ交通の便もよくなり、
 効率もよくなるというわけか。

ユ)海底トンネルは、ドーバー海峡のように
 橋を架けるのが困難なところで、
 非常に重要な意味を成します。

ゆ)トンネルはなぁ、海でも山でも、
 岩盤を掘っていくわけだから、
 地上の生態系に影響を与えなくて済みそうだから、
 何かよさそうだよなぁ。

ユ)人工島は、例えば関西空港のように、
 今までは難しかった24時間営業の空港も
 可能にしたわけです。
  交通の便ならびに、経済に対して
 多大な貢献を果たせたと思いますよ。

ゆ)でも浅瀬の海に土砂を埋め立てたのは、
 何か堂々っぷりの環境破壊といった感じだなぁ。

ユ)関西空港などでは、
 ちゃんと人工砂浜の建造や
 人工藻場の育成など、
 代替自然の造成に勤めていますよ。

ゆ)逆に、そういったことに配慮して
 いかなくてはならないことが、
 デメリットだなぁ。

ユ)やはり環境への影響も、
 デメリットですかね。

ゆ)うーん、「環境への影響」か。
 環境破壊と言わないのが、
 土木の先生に対する配慮を
 うかがわせるなぁ。
  デメリットは、
 それくらいで勘弁してやるとするか。