梅雨入りしてようやく、集中した雨が降りましたねぇ。
ただそれは、朝の5時頃の出来事でした。
轟くような雨滝の音にびっくりして起きてしまいましたよ。何せ、窓を全開にして就寝していたんですから。
起きて2つの窓を閉めて、さてせっかく早起きしたことだし…と思っていた矢先、また眠りについてしまいました。
次に起きたのは午前11時。いけませんね。夢見ちゃいましたよ、大学進学前の、どの大学に行こうかという時期の夢を。目覚めた後も心地は芳しくありませんでしたよ。
さてそんなグズグズの状態から始まりました、6月最後の日でございます。
考えてみれば、2006年の前半戦が終了する日でもあります。
恐ろしいですね。この調子で行けば、2007年を迎えるのもあっという間ですよ。
そんな節目でもある6月30日の今日、だらだらと過ごす訳には参りません。
06年上半期の集大成を、今ここで見せ付けなければならないのですよ!皆さん。
今思い返せば、就活のほうは苦しみながらもどうにか結果を出せたわけです。大きな目標の一つが達成できたことは喜びに耐えません。
しかし、大きな目標は一つだけではありませんでした。
そう、大学生活の総決算とでもいうべき、卒業論文が残っているのですよ。
大まかなテーマは、5月ごろには決定したまではよかったのですが、どうも悪い癖が出てきてしまいました。後回しの癖です。
この癖は非常に厄介でしてね、スパンが長い計画ほど、その傾向は強いです。
卒論は、極論を言うと締切りは12月末なのです。
ということは、まだまだ後半年もあるではないか、と考えてしまうのです。
実際に、ウチの先輩も卒論を手につけたのは、10月に入ってからではないかと、安堵してしまうのですよ。
これは非常に矛盾していますね。
過ぎ去った半年は、「もうそんなに経ってしまったのか」とその速さにおののき、そして己の不甲斐なさに憤りを感じているのです。
その一方で、先の半年となると、「まだまだあるではないか」と余裕をかまして見せるのです。
冷静に考えて御覧なさいよ、どちらも同じ長さの時間ですよ。
いやぁいけませんね。人間の脳というのは、何と欠陥だらけなのでしょう。いや、脳科学的には「上手く使いこなせていない」ということになるのでしょうか。
過ぎ去ったことに対する後悔ばかりを募らせておきながら、それを将来に生かしきれていない。
生かしきれないのは、将来のことをまだ見ぬものとして、これまでに経験したものとは別のものだと錯覚してしまうことにあるのでしょう。
だからもっと、将来のことを見据えて、できれば半年くらいのスパンを頭の中で整理しておくことが非常に重要なことになってくると思うのですよね。
昨晩の「プロフェッショナル」(NHK)では、「あなたもプロになれる!」という特集が組まれていましたけれども、そこで印象に残ったのはやはり、茂木さんの言葉でしたね。(むしろ茂木さんしか見ていませんから。)
「人間って、先のことを考える時どうでもよくなっちゃうんですよね。」
まさにその通りだなぁと思いましたね。
あとついでに、茂木さんがの言葉で他に印象に残ったことがあります。
「机に座って1秒で集中する。」
仕事なり勉強なりを始めるとき、それをいやなことと思わないで、「出来るんだ!」とか「やるしかないんだ!」と割り切ることが重要だということです。
そういう割り切りで脳を無理やり欺くことで、脳のほうも回路を発達させることが出来るというわけです。
割り切り脳を、鍛えることですね。
そのことによって、仕事なり勉強なりを能率よくこなすことが出来るというワケです。
それは何も時間的効率に限らず、脳の中での記憶処理や整理、さらに思考回路の形成に貢献するわけですね。
さてこれらを踏まえて、今日やる仕事。
卒論の調査方法について、目処をつけてしまいましょう。
6月までに行う、当初からの目標であったわけですけれども、やるしかない!と頭で割り切ることです。
6月30日、魅せよ己の06年上半期の集大成。
(写真は、7月から来年2月までの予定表です。まだ空白が多いですが。この日記を書き終えて、そうだこれを作ろうと思い立ち、6月のカレンダーの浦上に書き込んで作りました。)