BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

鳥取の川を旅する

2006年06月24日 | 雑感散文

 さきの、野田さんの講演に感化されて、今年の夏も海外に旅をしようと決意した者です。

 講演会場から大学まで帰る途中、今まで気付かなかったのですが、5本の川を横断していたことに気付きました。
 その1本1本を撮影してまいりました。


←コチラは、「新袋川」です。

 つい最近、「旧袋川」を「袋川」という呼称に戻そうという動きに伴い、「袋川」から「新袋川」に変更されました。




←これは、いわずもがなの「千代川」です。

 千代大橋より上流の方向を望んでおります。
 鳥取県東部唯一の1級河川です。




←コチラ、残念なことに名称不明ですが、地図で調べると結構長い川でした。
 千代川の支流です。

 市営青果市場の近くの橋にて撮影しました。



←コレも名称不明。
 でもなんか、カモの休みどころなのか、何か手を加えられていたのが面白かったです。
 何をしようとこんな風に半分の岸を作ったのだろう?




←そしてラストは、湖山川です。
 湖山池唯一の流出水路です。
 改めて見てみると、湖山川もなかなか大きい川ですね。

 元は千代川につながっていたのですが、今は直接日本海につながっています。


 こうしてみると、改めて鳥取は、水に恵まれているのだなぁとおもいました。
 大きな川があるのは、いいなぁ。

 実家の諫早にも、県内唯一の1級河川があったけれども、やっぱり規模が違うね。だから、大きな川を見ると感動しちゃうわけですよ。ここしばらくその感動も麻痺してましたけど。


野田知佑さん来鳥!

2006年06月24日 | 【大学時代】学外活動

 6月24日午後1時。
 待ちに待った講演が始まりました!

 なんと!
 カヌーイストの野田知佑さんの講演なのです!!

 野田さんといえば、『BE-PAL』(小学館)等で日本や世界の川をカヌーで下るという豪快なたびの連載を行っております。『日本の川を旅する』や『のんびりいこうぜ』等の著書があります。

 そして野田さんは、C.W.ニコル氏や椎名誠さんとも各地で旅をしておられる方です。(椎名さんはつまり「あやしい探検隊」ですね。)
 一昨年に環境大学でC.W.ニコル氏の講演を聞き、昨年は同じく椎名誠氏の講演を聞き、そして今年は野田さんの講演を聞いたのです!!何と贅沢で、夢のようではありませんか!!(←3氏の著書を数多く持っているだけに。)


 今回の講演は、JICAの「ピース・トーク・マラソン」というものの一環です。平和と国際協力のための講演やシンポジウムが行われました。
 でも野田さんは、壇上に上がって開口一番、
 「今日はカヌーの話をします。」
の一言で始まりました。非常に割り切っていて、よかったと思いますね。

 そしてスライドショーで様々な国の川の写真が、前に映し出されました。
 いやぁ実に良いですね。美しい川ばかりです。
 これらを見ていると、私も苦笑に世界の川を旅したいという衝動に駆られてしまいました。

 この中で、特に印象に残ったのは2点でした。

 まず1点目は、東南アジア(インドネシアなど)の川について。
 少し前まで東南アジアの国々は治安情勢が不安定で、政府も機能していなかった時代だったそうです。それ故に、役人たちがどんどん山の木を切ってしまったそうです。
 その結果、ここの川は土砂が流れ込んでひどく淀んでしまったことが、写真を見ても分かりました。
 乱伐が横行した結果が、川に反映されているというのが、非常に興味深いことでもありますが同時に悲しいことでもありますね。

 次に、講演の後の対談で、「世界遺産」の話が出てきました。
 「上流にダムが出来る前の吉野川は、世界遺産になりえた」
といって、吉野川を絶賛すると共に、上流のダム工事を痛烈に批判していました。
 しかし同時に、
 「世界遺産になった知床は、もうすっかり観光地化されていますね。」
と世界遺産に対する行政の政策に対しても不満を漏らしていました。
 その通りだと思いましたね。「世界遺産」を、観光ブランド化にしようと企んでいるというか、観光ブランドそのものと勘違いしているのは、日本が激しいのではないかと心配してしまいます。

 いやぁ、あっという間の1時間でした。シアワセです。
 テレビで喋っているところも見たことがなかった野田さんでしたが、想像したとおりの人だったなぁという印象でした。その人の性格というか雰囲気は、活字の中にも現れてくるのでしょうね。

 この後も、パネルディスカッションが続いたのですが、野田さんの講演に満足して、とっとと返ってしまいました。
 パネラーには、F壽教授もいたのに…(以下略)。


千代川を越える山陰本線

2006年06月24日 | 凡日記

 鳥取市内の講演を聴きに行く途中で撮影したものです。

 鳥取─湖山間の、踏切です。

 千代川を渡ってきた、オレンジ色が特徴の山陰本線の車両が、のんびりと目の前を横切っていこうとする瞬間です。
 ほのぼのとした絵ね。

 のんびりこういう風景とかを撮影しながら行っていたので、目的の講演が始まる13時ギリギリに、会場に到着しました。
 もっと余裕を持って行動しないとね。