“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>「科学の名著50冊が1冊でざっと学べる」(西村能一著/KADOKAWA)

2020-10-22 09:36:29 |    科学技術全般

 

<新刊情報>

 

書名:科学の名著50冊が1冊でざっと学べる

著者:西村能一

発行:KADOKAWA

 理系の教養が一気につかめる! 忙しい人でもラクに読める!アインシュタインの『相対性理論』や、ダーウィンの『種の起源』など、偉大な科学者たちによる名著は誰しもが知的好奇心を刺激されるものだが、総じて分厚く難解なため、読み通すことは現実的に厳しい。そこで同書は、科学分野で「名著」とされる著作の要点を人気予備校講師が整理し、図版を適宜使いながらわかりやすく解説する内容。プログラミングやエンジニアリング、サイエンス重視が叫ばれる昨今、「科学の教養」を身につけたいと考える社会人、学生は多い。日本人に潜在的に多い「サイエンス好き」にも訴求できるライトなサイエンス読み物。

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●科学技術ニュース●東芝、生活習慣病の発症リスクを下げる生活習慣改善ソリューションを提案するAIを開発

2020-10-22 09:35:53 |    人工知能(AI)

 東芝は、健康診断データ、問診データ(生活習慣)、レセプト情報の解析により、生活習慣病発症リスクを低減するソリューション提案AIを開発した。

 2018年10月に発表した生活習慣病の発症リスク予測AIと組み合わせることで、現在の健康診断結果等から将来のリスクを予測・提示するだけでなく、リスクを下げる生活習慣改善ソリューションの提案が可能となる。

 今後、ヘルスケア関連企業をはじめとするパートナー企業と共同で食事や運動の改善メニュー等の具体的なソリューションを開発し、2021年4月のサービス開始を目指して実証試験を行う。

 東芝グループは、産業分野で培ったAI・ビッグデータ解析技術を応用して生活習慣病の発症リスク予測AIを2018年10月に開発し、2020年7月からサービスを開始している。

 発症リスク予測AIにより、将来病気になる可能性を可視化し、自身の健康や生活習慣を見直す機会の提供を進める中で、「具体的な改善提案が欲しい」、「どの生活習慣を改善したらいいかわからない」という多くの声を受けた。

 そこで東芝は、保健指導の場でも指標として使われる「体重」に注目し、生活習慣病の発症リスクを低減する改善ソリューション提案AIを開発しました(特許出願中)。

 各疾患のリスクを下げるための体重減少目標と、体重減少を達成するための生活習慣の改善ソリューションを、数十万人分のデータに基づいて学習したAIが提案する。(東芝)

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「すぐわかる2D作図 BricsCAD入門」(㈱アドライズ編/日刊工業新聞社)

2020-10-22 09:35:28 |    機械工学

 

<新刊情報>

 

書名:すぐわかる2D作図 BricsCAD入門 

編者:㈱アドライズ

発行:日刊工業新聞社   

 コストパフォーマンスに優れたCADソフト「BricsCAD」の入門用テキスト。予備知識のない初心者でもスムーズに読みこなせる難易度で、2D作図(機能と操作)をマスターできる。同ソフトは、「dwg/dxfデータ」をそのまま継承することができる高い互換性が特徴。

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