<新刊情報>
書名:量子力学が描く希望の世界
著者:佐藤文隆
発行:青土社
アインシュタインが決して認めなかった、まったくあたらしい世界の姿。物理学の最先端にあらわれた、これまでの常識をくつがえす驚異の理論。そこには世界がひとつではなく多様であるという事実が描き出されていた。量子力学が描く世界とはいったい何か。量子力学の歴史と私たちをとりまく技術、社会、制度、教育などを深く結びつけながら、碩学がその大いなる可能性をさぐる。
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書名:量子力学が描く希望の世界
著者:佐藤文隆
発行:青土社
アインシュタインが決して認めなかった、まったくあたらしい世界の姿。物理学の最先端にあらわれた、これまでの常識をくつがえす驚異の理論。そこには世界がひとつではなく多様であるという事実が描き出されていた。量子力学が描く世界とはいったい何か。量子力学の歴史と私たちをとりまく技術、社会、制度、教育などを深く結びつけながら、碩学がその大いなる可能性をさぐる。
日立キャピタルの子会社の日立グリーンエナジーは、青森県上北郡東北町において、自然エネルギーベンチャーのイーパワーを中心に、ゆうき青森農業協同組合(JAゆうき青森)の農業物残渣(非食用部)などを活用したバイオガス発電事業を行う合同会社に対し出資を行った。
同事業では、日量4トン強の長芋残渣などをメタン発酵槽に投入してバイオガスを発生させ、年間約16万kWh(標準世帯の電力使用量を3000kWhとして53世帯分)の電気を、固定価格買取制度を使って東北電力に売電する。
バイオガス発電は発電量は少ないものの、太陽光や風力とは異なり、24時間の発電が可能なベースロード電源であり、廃棄物有効利用に加えて、廃棄物処理コストを削減できる効果が見込める。さらに、JAゆうき青森では、発電機から回収する排熱を隣地に新設するビニールハウスにおいて有効活用して、課題である冬場の農業を可能とする仕組みづくりに挑戦する。
同事業では、豊橋技術科学大学とイクナム研設などを中心とする産学コンソーシアムが開発した、豊橋式バイオガス発電システムを採用する。豊橋式システムはバイオガス発生量に合わせた規模のメタン発酵槽を発生地に設置することが特徴。
産業技術総合研究所(産総研)情報・人間工学領域が8月1日より運用を開始するクラウド型計算システム「AI橋渡しクラウド(AI Bridging Cloud Infrastructure=ABCI)」が、世界のスパコン速度性能ランキングTOP500 Listの5位、世界のスパコンの省エネ性能ランキングGreen500 Listの8位を獲得した。
ABCIは、産総研人工知能研究センター(AIRC)と産総研・東工大 実社会ビッグデータ活用オープンイノベーションラボラトリ(AIST-Tokyo Tech Real World Big-Data Computation Open Innovation Laboratory=RWBC-OIL)が設計・開発を行った計算システムで、一般競争入札により富士通の技術を採用し、AIRCとRWBC-OILが設計した産総研 柏サイトのAIデータセンター棟に構築された。
ABCIは、高性能で省電力の最新GPUを4352基搭載し、高温になる演算処理装置などをAIデータセンター棟が供給する外気に近い温度の冷却水で直接冷却している。これにより、演算性能19.88ペタフロップスでTOP500 Listの世界5位で、実運用される計算システムとしては国内最高性能に、また、1ワットあたり12.054ギガフロップスで、Green500 Listの世界8位になった。
今後、公開されている学習済みモデルやオープンデータをABCI上で提供し、人工知能技術の研究開発用の大規模高速計算基盤として、産学官連携による人工知能の社会実装と人工知能分野の最重要課題に挑戦する。
<新刊情報>
書名:カラー入門 基礎から学ぶ物理学
著者:北林照幸、藤城武彦、滝内賢一
発行:講談社(講談社サイエンティフィク)
力学、電磁気学、熱力学の3分野が1冊に詰まった通年用テキスト。カラーで見やすく、演習問題も多い初学者に親切な構成。理系大学生にとって必要な内容を厳選した新定番。2年次以降の専門科目へのスムーズな橋渡し。