“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書<新刊情報>●「進化する遺伝子概念」(ジャン・ドゥーシュ著/みすず書房)

2016-01-18 11:27:33 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:進化する遺伝子概念

著者:ジャン・ドゥーシュ

訳者:佐藤直樹

発行:みすず書房

 遺伝子という概念は、どのように形成されてきたのか。歴史と研究の最先端を、遺伝学と発生学の融合による進化学(エボデボ)を牽引するフランスの第一人者が描く。植物ゲノム学・生命哲学を専門とする訳者の理解の行き届いた翻訳により、同書には生命の不思議の森を歩む愉しさがある。エポックメーキングな研究者達の小伝付。

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◆科学技術テレビ番組情報◆NHK「サイエンスZERO」/TBS「夢の扉+」/BSフジ「ガリレオX」/他

2016-01-18 11:26:35 |    ◆TV番組◆


 <テレビ番組情報>

 

NHKテレビ Eテレ  サイエンスZERO    毎週日曜日 午後11時30分~0時00
                                再放送毎週土曜日 昼12時30分~1時00分

1月24日(日) サイバーセキュリティ(1) サイバー戦争の脅威

 1980年代に登場したコンピュータ・ウイルス。それから30年。今やウイルスは重要な国家機密の流出だけでなく、インフラを破壊できるまでになっている。2010年にはイランのウラン濃縮施設がサイバー攻撃される事件が実際に起きるなど、サイバー空間は国家規模の新たな戦場となっているのだ。サイバー空間にはどのような脅威が存在し、どう守っていくのか?そして日本の現状は?サイバーセキュリティの最前線に迫る。

ゲスト:土屋大洋 (慶應義塾大学大学院教授)

出演者:竹内 薫 (サイエンス作家)/南沢奈央 (女優)

TBSテレビ   夢の扉+    毎週日曜日 午後6時30分~7時
                      BS-TBS:毎週木曜日 午後11時~

1月24日(日)  世界初! iPS細胞でできた“ミニ肝臓”
             世界初!iPS細胞から“ミニ臓器”作製に成功!
               ドナー不足解消へ~臓器移植に代わる新治療とは!?

横浜市立大学大学院臓器再生医学教授 谷口英樹

 日本が誇る「iPS細胞」研究が、今、新たなステージに入った!iPS細胞は、様々な組織や臓器の細胞になる能力をもつ「万能細胞」。“再生医療の希望”として期待がかかるが、これまで、“立体的な臓器”にすることは困難とされてきた。そこに「大きなブレイクスルー」をもたらしたのが、横浜市立大学大学院教授 谷口英樹。谷口は、世界で初めて、iPS細胞から、立体的な構造をもつ“ミニ肝臓”の作製に成功したのだ。

BSフジ   ガリレオX    毎週日曜日 午前11:30~12:00 (隔週新作)

1月24日(日)  「ひまわり8号」の実力 進化し続ける気象衛星

 天気予報に欠かすことのできない存在である気象衛星。2015年7月、新たに運用を開始した日本の気象衛星ひまわり8号は、様々な機能を兼ね備え「世界一の性能」をもつと注目されている。しかし、そもそも気象衛星がもたらす情報は、天気予報にどのように使われているのだろうか?そして、ひまわり8号は、どんな性能を持ち、何を可能にしてくれるのか?それによって天気予報はどう変化していくのか?日本の気象衛星の歴史と、最新鋭ひまわり8号の全貌に迫る。

主な取材先:大友猛(気象庁)
        西山宏(三菱電機)
        堀川康(宇宙航空研究開発機構)

NHK-BSプレミアム  コズミックフロント☆NEXT   毎週木曜日 午後10時00分~11時00分
                                   再放送 翌週水曜日 午後11時45分~0時44分

1月21(木) 休止

1月28(木) 休止

2月4日(木) 地球への脅威 天体衝突

 2013年、ロシアに1万トンの隕石が落下する事件が起こった。天体衝突はSFの世界の出来事ではなく、いつでも起こりうる脅威なのだ。いったい小惑星はどこから、どのようにして襲ってくるのか? そして対策はあるのか?現在、世界中の宇宙機関や天文台が連携し、24時間体制で地球近傍にある小惑星を監視・追跡して危機回避に取り組んでいる。最新の観測と研究から、地球に襲いかかる小惑星の実態と脅威に迫る。

BS朝日 ネイチャードキュメント 奇跡の地球紀行    毎週土曜日 午後6時54分~8時54分

1月23日(土) BBCスペシャル 大自然の神秘 氷山の謎に迫る!
 
ナビゲーター:宮崎美子

 氷山は、大きいもので重さ200億トン、高さは数十階建てビルと同じほどだ。こうした巨大な氷山は、どのようにして生まれ、消滅していくのだろうか。調査には大きな危険が伴うためこれまで詳しい研究が行われてこなかったが、氷河学者、物理学者、動物学者、ダイバー、カメラマンなど総勢20人あまりで構成された調査チームが、命懸けでその謎に挑む2回シリーズ。
 第1回は、氷山が誕生する仕組みを解明する。北半球の氷山の95%を生み出すグリーンランドに赴き、「ストア氷河」で調査を行う。氷河の流れる速度を測定し、氷河を動かす要因を明らかにする。第2回は、氷河から生まれた氷山がどのように消滅するかを追う。調査チームは、グリーンランドから流れ出た氷山を追って、カナダ沖に移動。外周27キロにも及ぶ巨大な氷山を観測し、これがどのように崩壊するのかを、様々な仮説の元に検証する。

NHKテレビ Eテレ  地球ドラマチック    毎週土曜日 午後7時00分~7時44分
                              再放送 毎週月曜日 午前0時00分~0時44分

1月23日(土) 義肢がつくるミラクルボディー!?

 形や固さを認識できる義手から、人工網膜とPCをつないで視力をよみがえらせるバイオニック・アイまで。損なわれた体の部位を補う新たな科学技術は、近年目覚ましい進歩を遂げている。補装具の性能を極限まで試す新たな競技イベント「サイバスロン」も創設された。近い将来、人間の脳をロボットの体に移植することも可能になるかもしれない。障害者の生活を大きく改善する技術とそこに潜むリスクに迫る。(2015年フランス)

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●科学技術書<新刊情報>●「小平邦彦が拓いた数学」(上野健爾著/岩波書店)

2016-01-18 11:25:53 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:小平邦彦が拓いた数学 

著者:上野健爾

発行:岩波書店

 日本人初のフィールズ賞受賞者、小平邦彦。複素多様体論で世界をリードするに至った過程は、独自の数学世界を切り拓くヒントと根源的な問いに満ちている。現代数学の古典となっている論文集のみならず、自伝やエッセイ、同時代に活躍した数学者たちの著作や講演の記録をひもといて、小平の壮大な思考の軌跡を再現する。 

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