宮崎県の牛の口蹄疫流行と30万頭弱の殺処分は本当に驚きました。
何とか流行が収まりつつあると聞いてほっとします。
家畜の口蹄疫流行については先進国では感染家畜を殺処分することが普通だそうですがこの方法が将来も最善か専門家は再検討してほしいと思います。
口蹄疫ウイルスは別にめずらしいウイルスではないと思います。
したがってこれからも流行する恐れがあります。
流行するたびに感染家畜を数十万頭、ひどい時には数百万頭の単位で殺処分する恐れがあるというのでは畜産業者はたまったものではありません。
中央・地方政府だって大変です。
市場への供給不足も深刻です。
免疫のない家畜を開放系の畜舎で育てていたら畜産業者はいつも感染を恐れて不安でしょう。
感染家畜の殺処分ではなく、治療することを考えた方がいいのではないでしょうか。
より効果的な治療法やワクチンの研究を行った方がいいのではないでしょうか。
治った家畜は免疫を持っており安心です。
発症してかつ治らない牛を殺処分するだけですめば損害は小さくなります。
畜産業者の不安も小さくなります。
病原性ウイルスは人や高等動物の最大の敵です。
人に限定せず、家畜についても真剣に治療法の研究に取り組んでほしいと思います。