ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

日本は危険な住宅地が非常に多い

2018年07月09日 | Weblog
昔は水田、今は住宅地という所が非常に多いと思います。
 
昔の農家は水田に連なる台地に住んで安全を確保しました。
戦前は水田日本でしたが、戦後、第二次産業、第三次産業が急速に発達し、いろいろな会社が水田地帯に施設をつくりました。
それに伴い、従業員も宅地化された水田に住みました。
 
昔は川の堤防の両側は水田でした。
非常に幅が広い川の中央部に堤防を設け、その両側を水田に開墾したからです。
今では何とその水田が宅地化されて人々が住んでいます。
 
大雨が降れば排水能力が追い付かず冠水するのは当然です。
水量が川の堤防をこえたり、堤防が決壊すれば川の両側は冠水どころか川になります。
 
危険と知って人々は住んでいるのでしょうか。
人々が住んでいるので何となく安全と思って住んでいるのでしょうか。
中央・地方政府はどう考えているのでしょうか。
政府に安全な町づくりという考えはあるのでしょうか。
 
そのほか、山裾、山間・谷間に住む人も増えています。
山崩れ、鉄砲水が危険です。
 
政府や人々に安全なところに住むという考えはあるでしょうか。
安全なところと言っていると住むところに限界があるから、危険でも住むということでしょうか。
 
人口減少は大問題と政府は言いますが、1億3千万人が住むのに安全な住宅地はあるのでしょうか。
食料の自給自足を考えると適正人口は半分の6千万人と言われています。
安全な住宅地を考えるとやはり適正人口は6千万人ぐらいではないでしょうか。
 
経済の大きさばかり考え、人口減少を防ごうとしていると人命軽視になるのではないでしょうか。